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ノンスタ井上、会見の重要性を説く 闇営業問題「矢面に立つ勇気が必要」

 吉本興業所属芸人の反社会的勢力の闇営業が報じられたことに端を発し、お笑い界は揺れに揺れている。雨上がり決死隊の宮迫博之(49)、ロンドンブーツ1号2号の田村亮(47)ら多くの芸人が謹慎するなか、NON STYLE井上裕介(39)は「我々も事実がよくわからないけど、宮迫さん、亮さんが矢面に立つ勇気が必要だと思います。記者会見をするのが一番なのかな」と“経験”を踏まえた助言を送った。

NON STYLE(左から)石田明、井上裕介=単独ライブツアー『Re:争論〜リソウロン〜』 (C)ORICON NewS inc.

NON STYLE(左から)石田明、井上裕介=単独ライブツアー『Re:争論〜リソウロン〜』 (C)ORICON NewS inc.

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 井上といえば、2016年12月にタクシーとの接触事故を起こし、約3ヶ月半にわたり謹慎。処分が明けた翌年3月には都内で会見を開き、大勢の報道陣に囲まれながら謝罪と経緯説明を行った。

 会見の重要性を身をもって感じており「事実を知らないことには、批判も守ることも出来ない。(反社勢力だと)本当に知らなかっただろうし、それを本人の口から聞きたいです」と切に願う。自身も反省し、周囲に支えられて復帰した。「事実を伝えてくれれば、後輩一同、空いた穴を埋める準備は出来てる」と言葉に力を込めた。

 一方で、相方・石田明(39)は、蛍原徹(51)、田村淳(45)ら“待つ側”の気持ちを思いやった。「どんなことがあろうと、相方の味方でしかいれないと思う。結果がどうなるか分からないけど、人として向き合っていくしかないと思う」。井上の謹慎中、一人で舞台に立ち続けた当時を振り返りながら「吉本興業は『給料が安い』とか言われてますけど、他事務所より“舞台で守ってくれる”会社だとは思っています」と話した。

 紆余曲折を経て、再び2人で漫才街道を突き進んでいるNON STYLE。今月よりスタートする単独ライブツアー『Re:争論〜リソウロン〜』では、21日の北海道・釧路公演を皮切りに全国8ヶ所を巡る。

 漫才だけでなく、コント・トークにも力を入れた内容になっているという。石田が「普段よりお客さんが見やすい内容になっている」とアピールすると、井上は「エンターテインメントが縮小している世の中で、自分たちのやりたいルートが今後、残ってるのか。時代を読み切る力を養っていかないといけない」。30代ラストツアーに向けて、さらなる進化を誓った。

 連日、さまざまな報道が飛び交っているが、全国のお笑いファンに向けて「芸人は“目の前の人を笑わせる”ことに一生懸命。それを僕たちはツアーという形で表現していきます」(井上)、「いろいろと忘れて楽しんでもらえれば。『オッサンがアホなことをやってるわ。悩んでることがアホくさくなってきたわ』って思ってもらえたら」(石田)と呼びかけて、取材を締めくくった。

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  • NON STYLE(左から)石田明、井上裕介=単独ライブツアー『Re:争論〜リソウロン〜』 (C)ORICON NewS inc.
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