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メイドイン愛媛のドラマ『ソローキン女子の憂鬱』制作開始

 今年5月に愛媛・南海放送でオンエアされたラジオドラマ『ソローキン女史の憂鬱』が、『ソローキン女子の憂鬱』のタイトルでテレビドラマ化される。松山の「ロシア兵捕虜収容所」や「ロシア兵墓地」の存在を世に問うた作家・才神時雄(さいかみ・ときお)という知られざる文士の存在をクローズアップした物語。トリビアな歴史を楽しく学べるドラマになりそうだ。放送は、南海放送で9月28日(前11:55〜後0:50)予定。

南海放送の歴史バラエティドラマ『ソローキン女子の憂鬱』制作開始。(左から)谷尾桜子、岡本真依、桝形浩人、奥村真友里

南海放送の歴史バラエティドラマ『ソローキン女子の憂鬱』制作開始。(左から)谷尾桜子、岡本真依、桝形浩人、奥村真友里

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 第1回日本放送文化大賞ラジオ部門でグランプリに輝き、南海放送でされたラジオドラマ『松山捕虜収容所外伝〜ソローキンの見た桜』から約10年の時を経て、日露合作映画『ソローキンの見た桜』が今年3月に公開され、新たに生まれた『ソローキン女史の憂鬱』。

 ドラマ版の出演は、才神を敬愛する大学生・桜木紀美子役に谷尾桜子(トライシグナル)、桜木の後輩の新入生・松坂累子役 に岡本真依(トライシグナル)、才神になりきる演劇部学生役に桝形浩人(劇団 P.S みそ汁定食)、才神の妻、百合野になりきる演劇部学生役に奥村真友里(トライシグナル)、同局の青木美奈実アナウンサーほか。8月上旬にクランクイン予定。

 原作者である南海放送の田中和彦社長は「これは『ソローキン』プロジェクトのエピローグです。日露交流年を機に誇れる明治・日本人の歴史を知ってもらおうと製作した映画『ソローキンの見た桜』はロシア国内でも評価をいただき、いよいよこの秋からのロシア公開を待つばかりになりました。実はこのソローキンプロジェクトで言い忘れていたことがありました。それは、ロシア兵墓地の存在を日本中に発信したシベリア抑留経験のある作家・才神時雄のこと…そして彼が活躍したラジオ番組とディレクターとの友情についてです」と、コメントを寄せている。

 主題歌は、南海放送ラジオ『RNB Radio Show “What's Up?”』のパーソナリティを務める Cha-kaに決定。南海放送の報道記者、ラジオディレクターを経て、プロのシンガーとなった経歴の持ち主だ。

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  • 南海放送の歴史バラエティドラマ『ソローキン女子の憂鬱』制作開始。(左から)谷尾桜子、岡本真依、桝形浩人、奥村真友里
  • 南海放送の歴史バラエティドラマ『ソローキン女子の憂鬱』に出演する谷尾桜子
  • 南海放送の歴史バラエティドラマ『ソローキン女子の憂鬱』に出演する岡本真依
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  • 南海放送の歴史バラエティドラマ『ソローキン女子の憂鬱』に出演する奥村真友里

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