ドラマ&映画 カテゴリ
ORICON NEWS

中村七之助、兄に続き『いだてん』出演 三遊亭圓生役「一生懸命やりたい」

 NHKで放送中の大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺〜』(毎週日曜 後8:00 総合ほか)の新たな出演者が発表され、第1部の主人公・金栗四三を演じた中村勘九郎の弟で歌舞伎俳優の中村七之助が、古今亭志ん生と並び称される落語家・三遊亭圓生(さんゆうてい・えんしょう)役で第39回から登場する。

大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺(ばなし)〜』中村七之助、仲野太賀の出演発表

大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺(ばなし)〜』中村七之助、仲野太賀の出演発表

写真ページを見る

 オリンピックをめぐって明治・大正・昭和を駆け抜けるように描く本作。今月30日放送の第25回より第2部に突入し、激動の昭和史を描いていく。今回発表された圓生は、戦争によってその人生を翻ろうされる、ドラマのキーパーソンの一人。戦時中、本作の“噺”を担当する古今亭志ん生とともに兵士の慰問興行で満州にわたるが、その間に終戦を迎えて悲惨な目に遭う。

 七之助は「宮藤官九郎さんの脚本、そして兄が主役の作品への出演が決まりうれ しいです。 三遊亭圓生さんと聞き、これは大変だなと思っています。落語家、それも大名人ですし、すぐにおいそれとできる芸ではないので、圓生さんの落語を聴きこみ、試行錯誤を重ねながら稽古をしています。『いだてん』はまさに“宮藤ワールド” 出演している方々も素晴らしく、すべてが揃った作品なので、自分の出演で 壊さないよう、一生懸命やりたいと思っています」と語っている。

 もう一人、四三の弟子にあたるマラソン選手の小松勝役で仲野太賀の出演も発表された。第32回から登場する。四三の著書『ランニング』に感銘を受け、九州一周の途中、四三を訪ねて池部家にふらりと現れる。その後、四三とともに上京し、ハリマヤ製作所で下宿生活を送る。1940年東京オリンピックでのメダル獲得を夢見て昼夜トレーニングに励むが、日本は戦争へと突入してしまう。

 太賀は「『いだてん』が制作発表されたその日から、出演をずっと熱望していました。 念願かない、大変うれしく思ってます。人の意志は受け継がれ、それは時代をつなぎ、愛にあふれている。宮藤官九郎さんの素晴らしい脚本を読むたび、この 壮大な人間賛歌に胸を打たれまくってます。『いだてん』という長いレースで、これまでたくさんの方々が必死で走り、僕の手元にも回ってきた襷(たすき)を次の人へとつなぐべく、全力疾走で自分の役目を果たしたいと思います」とコメントしている。

オリコントピックス

あなたにおすすめの記事

メニューを閉じる

 を検索