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磯村勇斗、日々が「戦場」注目度上昇で感じる緊張

 テレビ東京系ドラマ24『きのう何食べた?』で毒舌な同性愛者・ジルベール(井上航)役を好演し話題を呼んでいる俳優・磯村勇斗(26)。7月からは同局ドラマ25『サ道』(毎週金曜 深夜0:52)に出演する。朝ドラの爽やかな好青年からヤンキーまで広い振り幅を魅せてきた彼が次に演じるのはサウナにハマるイケメン蒸し男。“俳優道”まっしぐらの磯村にインタビューを敢行すると、注目度が上昇に伴い「戦場にいるような感じ」とある種の緊張のもと、日々過ごしているという。

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■『ひよっこ』『今日俺』『何食べ』…“俳優道”への想い「時代が変わっても通用する俳優でいたい」

 タイトルにちなみ極めたい『○○道』はずばり「俳優道」。強い眼差しで「もっと経験してこなかったものに触れたい。美術館に行くなり、そういうことが大事。もっと刺激的なものを求めたい」と表現することのみならず、インプットにも貪欲な姿勢をみせる。

 「俳優道の終わりは死ぬ時。その時に演ってよかったと思える環境であればいい。いろんなものに触れて自分の引き出しを増やすのも一つの作業。これからいろいろな役に出会うと思うのでそれに対して一つ一つ真剣に向き合っていくことが大事なのかな」としつつも「理想像はないですね」とキッパリ。「『こうなりたい』というのはないですけど時代が変わっていくとともに芸能界も変わっていくと思うので、そこに対して柔軟に動けるように準備はしていきたい。時代が変わっても通用する俳優でいたいです」と力を込める。

 最近ではジルベールをはじめ、個性的なキャラクターにも果敢に挑んでいるイメージだが「いろいろなジャンルの役を演らせていただけてありがたいですし、その分注目される機会も多くなってきた。すごく気の抜けてない状態で毎日ピンと糸を張って生きている感じがします。戦場にいるような感じです」とプレッシャーを感じる場面も増えたという。

 その転機となったNHKの朝ドラ『ひよっこ』(2017)。最終的には主人公の夫となる役を演じ、知名度をぐんと広げるきっかけとなった。「朝ドラが終わってから徐々に糸がピンと伸びている状態です。これからまだまだやっていかないといけない時期でもある」と背筋を正す。「『仮面ライダーゴースト』(2015)もたくさんの方に知っていただきましたが、そこから朝ドラを経てさらに幅広い世代に。『今日から俺は!!』(2018)のヤンキーを演って、若い世代たちにも知っていただくようになった。そこからもっと、自分を磨いていかないといけないという想いにはなっています」。

 順調にステップアップを重ねながら、冷静さも維持している彼が次はどんな役で新たな表情を魅せてくれるのか、期待が高まる。

■プライベートでもサウナにどっぷり「自分たちのテントに戻ってきた感じ」

 同ドラマはタナカカツキ氏の“サウナの伝道漫画”『マンガ サ道』(講談社モーニングKC)を実写化。“イケメン蒸し男”のほかには、伝説のサウナーの後を追って全国を旅する主人公・ナカタアツロウ(原田泰造)と「偶然、偶然!」が口ぐせの中年サラリーマンのサウナー、偶然さん(三宅弘城)の3人による会話劇をベースに主人公のナカタが全国各地の施設を訪れ、「サ道」にまい進していくさまを描く。

 磯村自身も役作りを通してサウナによく行くようになり、“戦場”のような日々の緊張感から開放され、“自分”に戻る瞬間がまさにサウナだという。「サウナに行くと、本当に自分たちのテントに戻ってきた感じ。戦場に出て、物資を補給するために休憩する、といった場所がサウナなのかもしれないです」とすっかりその魅力に取り憑かれたよう。

 原田と三宅自身が“プロサウナー”とあって、サウナにハマりたての磯村とも会話が弾む。「それぞれが行っているおすすめのサウナの話を聞いたり、いろいろなサウナがあると教えていただきました。撮影の合間は現場に浴槽がついていたので浴槽で待ちのあいだ話したりしていました。本当にすごく気持ちのいい、最高の撮影ですね。内容は会話劇なので大変でしたがそれ以上に現場がよかったです」と満喫している。

 一方でせりふ量や1回の撮影シーンも多く、若き経営コンサルタントという設定上、劇中では説明ぜりふを担当することもあり「普段慣れない言葉やサウナに詳しくないとしゃべれない会話もたくさんでてきて、スマートに言えるまでは大変だったりしました」と苦労もあった。それでも「そのおかげでサウナの知識が入ってきました」と茶目っ気たっぷりに話す。

 「サウナ“あるある”な話もありますし、いろいろなサウナの場所を知ることもあって新しい発見にもなります。サウナの魅力を知らない方はこれをきっかけに行ってみたいと背中を押してくれるドラマになっています。サウナ好きが増えるんじゃないかな」。

 ちなみに、劇中のひとつのみどころになっているのが、“ととのう”シーン。“ととのう”とは、『サ道』の作法で、「サウナ室〜水風呂〜休憩」を3回程度くりかえすことで得られる、多幸感、一種のトランス状態をいう。 実際にそれをクランクイン前に体感したそうで「これはもう、溶ける感じです。一点をみつめたまま、“ホワ〜”となってくる。静かな空気が流れはじめて浮いている感じです。気持ちいいんですけど、言葉も発せないくらいの感覚です。これが“ととのう”なんだって誰かに伝えたくて仕方なかったです」と興奮気味。ドラマではこの“ととのう”姿がちょっと面白い演出で描かれており、そこにも注目してほしい。

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  • テレビ東京系ドラマ25『サ道』で“ピュアサウナー”の『イケメン蒸し男』を演じる磯村勇斗 (C)ORICON NewS inc.
  • テレビ東京系ドラマ25『サ道』で“ピュアサウナー”の『イケメン蒸し男』を演じる磯村勇斗 (C)ORICON NewS inc.
  • テレビ東京系ドラマ25『サ道』で“ピュアサウナー”の『イケメン蒸し男』を演じる磯村勇斗 (C)ORICON NewS inc.

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