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蒼井優、役者業の“大先生”山崎努との共演喜ぶ「意味のある作品になりました」

 女優の蒼井優が1日、都内で行われた映画『長いお別れ』公開記念舞台あいさつに登壇。同作で共演した俳優・山崎努が執筆した『俳優のノート』で演技への学びを深めてきたことを明かし「10年以上の時を経て、大先生と共演できた感じがしました。自分にとってものすごく意味のある作品になりました」と喜んだ。

山崎努への思いを語った蒼井優 (C)ORICON NewS inc.

山崎努への思いを語った蒼井優 (C)ORICON NewS inc.

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 山崎はこの日、都合のために舞台あいさつを欠席。蒼井は「ご一緒できなくて残念」と対面がかなわないことを惜しみながらも「私は演技を習ったことがないまま、この世界に飛び込んで何か学べるものがないかというときに、10代の最後の方で買いました」と『俳優のノート』との出会いを語った。

 「これからも変わってほしくないもの」との話題で、蒼井は「本当はハンバーガーのサイズが変わらないということだったりするんですけど」と笑いを誘いつつ「本当に良い時代に映画の世界に入れてもらったので、10代半ばで触れた興奮だったりを、次の代にも味わい続けてもらいたいなと思っています」と語った。

 一方、竹内結子は「正直、私も食べ物の大きさなんです」と笑い「健康的で過ごして、ご飯を美味しく食べて、お酒を飲む」と力強く宣言。松原智恵子は映画の見どころについて向けられると、上演前のファンが集まる中でネタバレをしてしまい「ごめんなさい」と茶目っ気たっぷりに呼びかけていた。

 同映画の原作は、直木賞受賞作家・中島京子氏の同名小説。認知症を患い、日々“父”でも“夫”でもなくなっていく元・中学校校長の東昇平(山崎)と、どんな時も家族に対して献身的な愛情を絶やすことのない母・曜子(松原)。そして人生において様々な岐路に立たされている2人の娘、芙美(蒼井)と麻里(竹内)。彼らは日に日に遠ざかっていく父の記憶の中に、家族の誰もが忘れかけていた、それぞれの人生を生き直すために必要な、ある“愛しい思い出”が今も息づいていることを知る。

 舞台あいさつにはそのほか、北村有起哉、蒲田優惟人、中野量太監督も登壇した。

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  • 山崎努への思いを語った蒼井優 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『長いお別れ』公開記念舞台あいさつに出席した(左から)北村有起哉、蒲田優惟人、竹内結子、山崎努、蒼井優の、松原智恵子、中野量太監督 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『長いお別れ』公開記念舞台あいさつに登壇した竹内結子 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『長いお別れ』公開記念舞台あいさつに登壇した蒲田優惟人 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『長いお別れ』公開記念舞台あいさつに登壇した松原智恵子 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『長いお別れ』公開記念舞台あいさつに登壇した中野量太監督 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『長いお別れ』公開記念舞台あいさつに登壇した北村有起哉 (C)ORICON NewS inc.

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