女優の中谷美紀(43)が28日、東京・広尾のフランス大使館 大使公邸で『フランス映画祭2019横浜』のラインアップ発表記者会見にフェスティバルミューズとして参加した。 中谷は背中を大胆に見せた黒のロングドレスで登場し、フランス語と日本語であいさつ。「横浜の街は、少しカンヌに似ています」と笑顔を見せていた。10代のころからフランス映画が好きで、ゴダールやトリュフォーらに傾倒したという。「ハリウッド映画ももちろんエンターテイメントとして楽しいのですが、フランス映画は光と影を大切に捉えている。ただ女性が美しかったり、ただ男性がハンサムなだけではない人々の人生をつぶさに見つめ、弱者に温かい眼差しを向けているところがフランス映画のいいところ。ときにピリッとした辛口のジョークも味わえるのも醍醐味かな」と魅力を熱弁した。
2019/05/28