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“金沢の暴れ馬”馬場ももこアナ、フリー転身の思い告白「今後も金沢を拠点に活動します!」

 今年4月からフリーとなった元テレビ金沢の馬場ももこアナウンサーが、10日放送の日本テレビ系『全国好きな嫌いなアナウンサー大賞2019』に出演し、芸能事務所セント・フォースに所属したことを発表した。“金沢のあばれ馬”の異名を取り、全国ネットのゴールデン帯番組でひとり暮らしの“汚部屋”や彼氏を堂々と公開するなど、独特のキャラで人気を拡大している馬場アナ。そんな異色アナが、どうして「才色兼備」で「優等生」がそろっているセント・フォースに所属できたのか。フリー転身の決意とともに、その真意を本人に聞いてみた。

セント・フォースに所属した馬場ももこアナ

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■自分の可能性を広げるためフリーへ挑戦 セント・フォースは自分でも“ありえない!”

――セント・フォースに所属されたことが話題となっていますが、まずは、その前の経緯からお伺いします。そもそも、アナウンサーを目指したきっかけは?

 小学5年生の宿泊研修でキャンプファイヤーをやった時に、私が司会をすることになったのですが、その進行ぶりを教頭先生にすごく褒められたんです。「馬場さん、君の司会はすごく良かったよ。将来アナウンサーになったほうがいいよ」って言われたことがきっかけです。小学校の卒業文集にも「将来の夢」にアナウンサーと書いていました。でも、だからといって特別な勉強をするわけじゃなくて、中学・高校は普通の学生時代を過ごしていたんです。

 大学生になって、夢をかなえるために就職活動でテレビ局を受けたのですが、50社全部に落ちてしまって(笑)。たまたま受かった佐渡ケーブルテレビに拾ってもらって、何とか夢の入り口に立つことができした。そこから1年後にテレビ金沢に入社して、この4月からさらに可能性を広げたいと思いフリーになったんです!

――小さい頃からずっとアナウンサーを目指していたんですね。

 でも、大学生の頃は私みたいな人間がアナウンサーを目指していることが恥ずかしくて、友だちに言えなかったんです。アナウンサーって、大学のミスコンに選ばれたり、帰国子女で外国語がペラペラだったり、清楚な雰囲気の美人だったり…。完全に私と真逆の人たちばっかりですよね(笑)。でも、自分の夢は絶対に実現させたかったので、自分の思いを秘めておこうと「夢ノート」を書き始めました。実現させたいことは全部このノートに詰まっています。

――フリーになろうと思ったきっかけは?

 テレビ金沢で『となりのテレ金ちゃん』という夕方の情報番組のMCをやらせていただき、いまの環境はとても充実しているのですが、会社員として“仕事を与えてもらうのが当然”という環境なのかな、と思うことがありました。それも大切ですが、全国ネットの番組に出演させていただく経験を積んだことで、自分で能動的に新しい仕事を求めていきたい、もっといろんなことに挑戦してみたいという思いが大きくなっていんたんです。それで、所属事務所を考える時に、ありがたいことにいくつかの事務所さんからお声がけも頂いていたのですが、自分的に一番“ありえない!”と思ったセント・フォースに入りたいと思ったんです。

 以前から社内で話しているときに「馬場さんはフリーになっても、セント・フォースはないよね」って10人以上に言われていましたし、“清楚で上品”なアナウンサーの方々ばかりなので、自分でも無理だと思っていました。でも、いろいろ考えている時に大学時代の夢ノートを久しぶりに見てみたら、「フリーになる道がひらけ、セント・フォースに所属した」って書いてたんですよ(笑)。当時はアナウンサーの事務所と言えばセント・フォースしか知らなかったし、書いたことも忘れていたのですが、それを見て決意を固めました。事務所の方と話すときにもノートを見せて、思いをしっかり伝えたところ「うちっぽくないカラーもあるのですが、ものすごく情熱を感じました」ということで、所属することができました。

■今後も拠点は大好きな金沢「バラエティーだけではなくニュースも読んでいきたい」

――おっしゃる通り、世間の人が持つセント・フォースのイメージと、馬場さんのキャラクターにはギャップがありますよね。

 そうなんですよ(笑)。周りからも「絶対にセント・フォースだけは無理」って言われていて、私の中の反骨心が燃えちゃって「ありえないからこそ!」と挑戦しました。セント・フォースにとっても私みたいなキャラは初めてで、この前マネージャーさんから「ヌルヌルトレジャーハンターって、大丈夫ですか…?」って確認されました(笑)。これまでは、そんなバラエティー企画をやる人がいなかったと思うのですが、私は「もちろんOKです!」って即答です。事務所の人も「馬場さんみたいな存在が、うちにとっていい効果になれば」と言ってくれているので、セント・フォースの可能性もいろいろ広げたいです(笑)。

――これをきっかけに上京するのでしょうか?

 いえ、今まで通り金沢を拠点にしていきます。私はテレビ金沢に拾っていただき、アナウンサーとして育てていただきました。それに、私は石川県が本当に大好きなんです。だから、これからも金沢を大切にしていきたいと思い、事務所の方とテレビ金沢に相談したら、どちらも「馬場さんには、そのほうがいいね」と言っていただきました。

――フリーになって出演してみたい番組は?

 どんな番組でも出てみたいのですが、日本テレビの『沸騰ワード10』の「沸騰島」というコーナーが好きなので、ぜひ沸騰島に行ってみたいです! あとは、子どもたちと触れ合うような教育番組のようなものにも興味があります。挙げていけばキリがないのですが、バラエティーだけに出たいということではなく、大好きなニュースを読むお仕事も引き続きやっていければと思っています。フリーの立場なので、そういう番組に起用していただけるように、自分で動いていかなきゃですね!

――全国の皆さんへ向けて、フリーアナウンサーとしての意気込みをお願いします。

 フリーになっても私はこのままの姿で、「いろんなアナウンサーがいるんだよ」ということを表現していきたいので、お見苦しいときもあるかもしれませんが、これからもテレビでご覧いただけるとうれしいです。アナウンサーは知的で清楚な人だけじゃなくて、こういう人もいるので、アナウンサーを目指している人や何かに挑戦しようとしてる人に、少しでも励みになれればいいなと思いながら活動していきます!

◆馬場ももこ:新潟県出身。2014年から佐渡島のケーブルテレビで10ヶ月間アナウンサーをした後、2015年3月にテレビ金沢に入社。平日夕方の情報番組『となりのテレ金ちゃん』月・火曜に出演中。4月からフリーアナウンサーとなりセント・フォースに所属。

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