俳優の横浜流星(22)、浅香航大(26)が10日、都内で行われた映画『チア男子!!』初日舞台あいさつに登壇。先月に行われた完成披露試写会で、浅香が「流星がチア撮影の前日に大けがしたんですよ。(その時は)お蔵入りかな。とんだと思った」と明かしていたが、この日は当時の心境をかみしめるように語った。
浅香は「流星は大きな技をやらないといけなくて、満身創痍の中で完成させた時にけがというアクシデントがあって、撮影が中断になった。流星のくやしさで涙をためた姿は忘れられません」と回顧。「それでも、彼はやりきりたいと願って、パンパンの手をかばって、自分の力だけで頑張った姿は本当にかっこよかったし、本当によく頑張ったと思います。こんな達成感を味わえることはないから、大切にしたいと思います。『チア男子!!』は特別な仲間に出会えた作品です」と訴えて、横浜と熱い抱擁を交わした。
一方の横浜は「ちょっと浅香さんの言葉がうれしすぎて、ずっと心の中にぐさっときています。僕だけじゃなくて、浅香さんの存在はみんなにとって心強いものでした」と感謝の思いを伝えながら「自分ではそんなこと言えないのですが、あの時はヤバいと思いましたし、みんなに迷惑をかけてしまいました」とけがをした時の思いを吐露。「なんとしてもみんなが一生懸命頑張ってきたことをムダにしたくないという思いもありましたし、絶対(撮影の続行が)無理だというけがではなかったので、そこだけは神様にありがとうと言いたいです」と話した。
撮影合間のエピソードについて、共演者の瀬戸利樹が「泊まり込みで、みんなで横になって寝たり、一緒にお風呂も入ったし。それくらい青春を味わせてもらったなと。あとは、撮影中に謎にラップが流行った」と告白。横浜もラップをしていたことがわかり、観客から「やって」と求められると「オレは流星、彗星のごとく現れた流星、今日の空は快晴。みんなに『チア男子!!』見てもらいたいぜ」と即興で披露。「本当にこれがくると思わなかった。もっと違うことなかったの」と笑いながら瀬戸にツッコミを入れた。
横浜は、今作を通して学んだことがあったといい「もともと僕は青春時代を空手に捧げてきた。周りの人たちと何かを一緒に頑張ることがなかったんです。作品を通して、部活のような男だけで何かに向かった頑張る、団体競技のすばらしさや仲間がいることの大切さを感じました」としみじみ。「『チア男子!!』は何度も実写化を試みたけど、これまでできなかったというお話を聞いて、このメンバーでできた自信というものもあり、だからこそ、最後のパフォーマンスはみなさんの心に響いてくれたらうれしいです」と呼びかけていた。
原作は『桐島、部活やめるってよ』でデビューし、『何者』で第148回直木賞を受賞した朝井リョウ氏の同名タイトルの小説。道場の長男として柔道を続けてきた大学1年の晴希(横浜)が、けがをきっかけに柔道をやめ、親友の一馬(中尾)と共に男子チアチームの結成を目指す青春ストーリー。入学した大学で「新しいこと始めようぜ!」とチアチーム“BREAKERS”を組み、メンバーそれぞれが背負ってきた悩みや葛藤のぶつかりあいの人間ドラマが描かれる。
舞台あいさつにはそのほか、中尾暢樹、岩谷翔吾、菅原健、小平大智、同作の主題歌を歌う阿部真央、風間太樹監督も登壇した。
★YouTube公式チャンネル「ORICON NEWS」
浅香は「流星は大きな技をやらないといけなくて、満身創痍の中で完成させた時にけがというアクシデントがあって、撮影が中断になった。流星のくやしさで涙をためた姿は忘れられません」と回顧。「それでも、彼はやりきりたいと願って、パンパンの手をかばって、自分の力だけで頑張った姿は本当にかっこよかったし、本当によく頑張ったと思います。こんな達成感を味わえることはないから、大切にしたいと思います。『チア男子!!』は特別な仲間に出会えた作品です」と訴えて、横浜と熱い抱擁を交わした。
一方の横浜は「ちょっと浅香さんの言葉がうれしすぎて、ずっと心の中にぐさっときています。僕だけじゃなくて、浅香さんの存在はみんなにとって心強いものでした」と感謝の思いを伝えながら「自分ではそんなこと言えないのですが、あの時はヤバいと思いましたし、みんなに迷惑をかけてしまいました」とけがをした時の思いを吐露。「なんとしてもみんなが一生懸命頑張ってきたことをムダにしたくないという思いもありましたし、絶対(撮影の続行が)無理だというけがではなかったので、そこだけは神様にありがとうと言いたいです」と話した。
撮影合間のエピソードについて、共演者の瀬戸利樹が「泊まり込みで、みんなで横になって寝たり、一緒にお風呂も入ったし。それくらい青春を味わせてもらったなと。あとは、撮影中に謎にラップが流行った」と告白。横浜もラップをしていたことがわかり、観客から「やって」と求められると「オレは流星、彗星のごとく現れた流星、今日の空は快晴。みんなに『チア男子!!』見てもらいたいぜ」と即興で披露。「本当にこれがくると思わなかった。もっと違うことなかったの」と笑いながら瀬戸にツッコミを入れた。
横浜は、今作を通して学んだことがあったといい「もともと僕は青春時代を空手に捧げてきた。周りの人たちと何かを一緒に頑張ることがなかったんです。作品を通して、部活のような男だけで何かに向かった頑張る、団体競技のすばらしさや仲間がいることの大切さを感じました」としみじみ。「『チア男子!!』は何度も実写化を試みたけど、これまでできなかったというお話を聞いて、このメンバーでできた自信というものもあり、だからこそ、最後のパフォーマンスはみなさんの心に響いてくれたらうれしいです」と呼びかけていた。
原作は『桐島、部活やめるってよ』でデビューし、『何者』で第148回直木賞を受賞した朝井リョウ氏の同名タイトルの小説。道場の長男として柔道を続けてきた大学1年の晴希(横浜)が、けがをきっかけに柔道をやめ、親友の一馬(中尾)と共に男子チアチームの結成を目指す青春ストーリー。入学した大学で「新しいこと始めようぜ!」とチアチーム“BREAKERS”を組み、メンバーそれぞれが背負ってきた悩みや葛藤のぶつかりあいの人間ドラマが描かれる。
舞台あいさつにはそのほか、中尾暢樹、岩谷翔吾、菅原健、小平大智、同作の主題歌を歌う阿部真央、風間太樹監督も登壇した。
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2019/05/10