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岡田准一&松山ケンイチ『白い巨塔』共演で感じた互いの魅力

 5月22日から26日まで放送されるテレビ朝日開局60周年記念5夜連続ドラマスペシャル『白い巨塔』。これまで田宮二郎さんや唐沢寿明らが演じてきた主人公の外科医・財前五郎を岡田准一、財前の同期で内科医・里見脩二の松山ケンイチがそれぞれ演じた。お互いを「一言で言うと大好きな役者」(松山)、「元々、僕も好きな俳優さんだった」(岡田)と称え合う2人が、共演を経て抱いた感想を語った。

テレビ朝日ドラマ『白い巨塔』での場面ショット(左から)岡田准一、松山ケンイチ(C)テレビ朝日

テレビ朝日ドラマ『白い巨塔』での場面ショット(左から)岡田准一、松山ケンイチ(C)テレビ朝日

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 劇中では同期でライバルという役柄を演じる2人。松山は岡田について「演技にパワーがある。岡田さんのようなパワーを出せる役者はいないと思っているんですけど、それがすごく好きですし、パワーもあるけど繊細な部分もあって演技がめちゃくちゃ細かい。面白くて仕方ないんですよ」と感嘆の声を漏らす。

 それは以前から感じていたそうで「映画『海賊とよばれた男』が一番わかりやすい。声をどのタイミングで変えるかとか、もう一度見直していただいたらどんだけ細かいかわかると思います。その細かさは1回じゃわからない。そういうのが好きなんですよ。なんか、自分にしかわからないだろと思っていそうで面白い」と思わず熱がこもる。「今回も同じように思いましたし、思っているより大胆で。裁判のシーンでは傍聴席側から、部下たちを見たりするんですよ。『勝ってるぞ』とか。ストーリーを作っているなって。一言で言うと大好きな役者さんなんですよ」。

 ダークヒーローであり、内面にギラついたものを秘めながら命を燃やし尽くす。自身いわく「人生を駆け足で早く生きすぎている」男、財前を演じきった岡田は、対峙するシーンの多い松山に「調整していただいてたんだな、と思うところも結構あります」と感謝する。

 「僕の役は圧が強いので、松山くんが僕の鏡のように反射してお芝居していく感覚もあったし、どんどん変化していって。同じ医師として持病を語る部分もあって、いろいろなシーンを経て里見と財前の関係性を探していきました。『里見のことをこう思ったんだろうな』と最後の方に見えてきて(撮影を)終われたのが自分的によかった」と振り返る。

 そして「細かい芝居というと、松山くんの方がもっと細かい芝居をする。映画『関ヶ原』で共演した時も(設定に併せて)袴がちょっと短くしていていて…誰も気づかないんですよ。そういうのを演る人だから、細かいところの距離感をとるのが楽しかった」とも。「自分の演技が細かいかどうかはよくわかっていないところはありますが、その時代に生きているように匂えばいいという役作りを僕はどちらかと言いばしているので、そういうのを感じてくれるはうれしいな」と笑みをみせた。

 また、オファーを受けた当初は「はじめは『まじか』と。『いやいや無理無理』って軽く言いました(笑)。『白い巨塔って…俺で!?』みたいな。いろいろな流れでやることになって、やると決めたからには、面白い役だしやりがいのある面白い人物なので、より味わい尽くそうかなと」と前向きに挑んだという岡田。そして松山も「自分が里見役をやるのに、例えば田村(高廣)さんや江口洋介さんは越えられられないと思っているので、今自分が思う医者と、どういう医者がいればいいのかと考えながらやってました」と自分なりの里見を模索した。

 “令和”に復活する名作で、2人がどのような化学反応を起こすのかに注目だ。
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