歌舞伎俳優の中村隼人が22日、都内で行われた南座新開場記念の6月公演新作歌舞伎『NARUTO-ナルト-』制作発表会に出席。昨年8月の公演に引き続きサスケ役を担当し、「僕は目が良いので裸眼なのですが、(写輪眼の)カラーコンタクトをするのが恐怖で…」と役作りで苦労した点を伝えた。
中村演じるサスケは、赤い瞳に模様がある“写輪眼”という術を使う忍者。昨年8月に行われた公開舞台けいこの囲み取材でも、役を忠実に再現するためコンタクトレンズを入れており「僕はずっと裸眼で、人生初のコンタクトが写輪眼だった」と告白し「(世の中の人は)こんな異物を入れて歩いているのかと! つけていて違和感があるので」と初コンタクトレンズの感想を述べていた。
今回もそのことに触れて「ナルト役の坂東巳之助さんの部屋に行って『コンタクトレンズはどうやってつけるのですか?』と聞いて、コンタクト講座をしてもらったのを覚えています。最初つける時に20分くらい掛かりました。どの指で入れればいいのか? 手は清潔なのか?と…」と笑いながら振り返った。
岸本斉史氏原作で『週刊少年ジャンプ』(集英社)で15年にわたり連載された同作は、体内に九尾の妖狐を封印された落ちこぼれ忍者・うずまきナルトが主人公で、里一番の忍者である火影(ほかげ)を目指し、数々の試練を乗り越え成長していくストーリー。
舞台は昨年8月に東京・新橋演舞場で上演されたが、京都・南座で初上演する運びとなり、ライバル・うちはサスケとともに立ちはだかる最強の敵・うちはマダラが登場。ナルト役とサスケ役は引き続き坂東と中村、マダラ役は南座新キャストとして中村梅玉が務める。
原作ファンだという中村は「ナルトとは対称的にサスケはすごいブレている人物。最初はお兄さんを嫌って、復讐をすることが生きがいだったのですが、復讐を遂げると今度は里への復讐となる」と苦笑い。さらに「自分のやり場のない怒りの持って行くところがわからない役だと思う。なので、前の幕と『真逆のこと言っていない?』といった矛盾みたいなことがたくさんあって…」と短い時間で表現することの大変さも伝えた。
6月2日から26日まで京都・南座で上演される。
中村演じるサスケは、赤い瞳に模様がある“写輪眼”という術を使う忍者。昨年8月に行われた公開舞台けいこの囲み取材でも、役を忠実に再現するためコンタクトレンズを入れており「僕はずっと裸眼で、人生初のコンタクトが写輪眼だった」と告白し「(世の中の人は)こんな異物を入れて歩いているのかと! つけていて違和感があるので」と初コンタクトレンズの感想を述べていた。
今回もそのことに触れて「ナルト役の坂東巳之助さんの部屋に行って『コンタクトレンズはどうやってつけるのですか?』と聞いて、コンタクト講座をしてもらったのを覚えています。最初つける時に20分くらい掛かりました。どの指で入れればいいのか? 手は清潔なのか?と…」と笑いながら振り返った。
岸本斉史氏原作で『週刊少年ジャンプ』(集英社)で15年にわたり連載された同作は、体内に九尾の妖狐を封印された落ちこぼれ忍者・うずまきナルトが主人公で、里一番の忍者である火影(ほかげ)を目指し、数々の試練を乗り越え成長していくストーリー。
舞台は昨年8月に東京・新橋演舞場で上演されたが、京都・南座で初上演する運びとなり、ライバル・うちはサスケとともに立ちはだかる最強の敵・うちはマダラが登場。ナルト役とサスケ役は引き続き坂東と中村、マダラ役は南座新キャストとして中村梅玉が務める。
原作ファンだという中村は「ナルトとは対称的にサスケはすごいブレている人物。最初はお兄さんを嫌って、復讐をすることが生きがいだったのですが、復讐を遂げると今度は里への復讐となる」と苦笑い。さらに「自分のやり場のない怒りの持って行くところがわからない役だと思う。なので、前の幕と『真逆のこと言っていない?』といった矛盾みたいなことがたくさんあって…」と短い時間で表現することの大変さも伝えた。
6月2日から26日まで京都・南座で上演される。

2019/04/22