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山本美月「まだ成長段階」 『パーフェクトワールド』で演じるピュアなヒロインに反響

 女優の山本美月が出演するカンテレ・フジテレビ系連続ドラマ『パーフェクトワールド』(毎週火曜 後9:00)。23日放送の第2話を前に山本からコメントが到着した。前回、車いすの建築士・鮎川樹(松坂)と高校の同級生・川奈つぐみ(山本)が再会。ハプニングを越えて急接近したが、今回から樹を支えるヘルパーの葵(中村ゆり)や、樹の母・文乃(麻生祐未)など新たな登場人物が現れる。山本は「ハンディキャップを通して伝えたいことはたくさんあるけれど、そこに重心を置かず、純粋な気持ちで楽に見ていただきたい」と呼びかけている。

23日放送の『パーフェクトワールド』第2話より山本美月 (C)カンテレ

23日放送の『パーフェクトワールド』第2話より山本美月 (C)カンテレ

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 劇中でピュアな恋心を自然体に演じる山本には「つぐみと同じく、車いすについて知らないことばかりだった」、「つぐみの気持ちが伝わってきて一緒に泣いてしまった」と第一話から反響も寄せられている。「(つぐみは)喜怒哀楽が激しくて感情が豊か。クランクイン前後の感想で言うと、最初つぐみは“ザ・ヒロイン”だと思っていたのですが、足りていない部分も見えてきました。弱さだったり、すごくヤキモチ焼きだったり…。まだ成長段階なんだな、と。いま演じている“ブレ”が、最終回に向けてだんだんまっすぐ軸が磨かれていくと思います。難しい役どころで葛藤もありますが、監督と一緒に考えて演じていきたいです」と演じながら自分なりのつぐみ像を模索する。

 また、樹に恋するつぐみに片思いをする是枝洋貴(瀬戸康史)との恋模様にもみどころとなる。樹と洋貴、2人との接し方については「“つぐみ”として、鮎川くんといるときは声のトーンが全然違うなと思っています。好きな人の前でかわいい自分でいなくても、自然にそうなってしまう。鮎川くんといるときは心がドキドキして楽しくて、不思議なストレスフリーさがあるんです。逆に是枝くんといるときは、いつものつぐみなんです。本当に不思議ですね(笑)」と違いを感じているそう。

 山本自身は「鮎川くんと是枝くんのどちらがタイプかと聞かれたら、是枝くんのような“片思い実らない系男子”の一途さが好きで、すごく悩みますけど…やっぱり鮎川くんだと思います。『自分で自分のことをやろう!』というしっかりした意志が感じられるので。是枝くんはたぶん、付き合ってからいろいろ問題が見えてきそうです(笑)」と分析した。

 つぐみの父・元久(松重豊)同様、子どもの幸せを誰よりも願っている母・文乃の登場し、ラブストーリーにとどまらない子を持つ親ならではの苦悩や葛藤も描かれる。「老若男女、さまざまな世代の方が楽しめるドラマです。親と娘の関係性も描かれるので、親世代の目線でも、大人と子どものはざまの目線でも見られると思います」と自信を込めている。

 互いが惹かれるほどに、親の反対や期待、恋敵の出現、病気やケガなどの問題に直面していく。相手を幸せにしたいと思えばこそ、時に相手を傷つけてしまったり、想いとは裏腹な行動に出てしまう樹とつぐみ。そして第2話では強力なライバル・葵の出現により、その関係性はより切なさが増していく。

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  • 23日放送の『パーフェクトワールド』第2話より山本美月 (C)カンテレ
  • 23日放送の『パーフェクトワールド』第2話より、山本美月、松坂桃李、中村ゆり
  • 23日放送の『パーフェクトワールド』第2話より山本美月、瀬戸康史
  • 23日放送の『パーフェクトワールド』第2話より山本美月 (C)カンテレ

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