好きな人の前だけでたまに見せるかわいらしい一面がたまらない“けだもの男子”たちと波乱の恋を描いた、dTV×FOD共同製作ドラマ『花にけだもの』の続編『花にけだもの〜SecondSeason〜』（毎週土曜日更新、全5話）。先週、第4話が配信された時点で「5話で終わってしまうの無理」「もっともっと続いてほしい」「最終回が早すぎる」と、SNS上では「花けだロス」の声が上がっていたが、20日午前0時より配信の第5話が最終回となる。

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　同ドラマは、前作から2年半後、卒業を控える久実（中村ゆりか）、豹（杉野遥亮）、千隼（松尾太陽）、竜生（甲斐翔真）、カンナ（入山杏奈）の5人が、卒業後の進路に対して悩みを抱えながら、葛藤や気持ちのズレからそれぞれの恋愛関係にも迷いが生じてしまうという、原作で描かれていないオリジナルストーリー。

　尊敬する橘先生（青柳翔）のいる静岡の大学に合格した久実（中村ゆりか）に、「静岡行きなよ。俺たちなら大丈夫。距離なんかに負けない。」と、背中を押した豹。ふたりは今まで以上に絆を深めた。

　そして久実、豹、千隼（松尾太陽）、竜生（甲斐翔真）、カンナ（入山杏奈）の5人は、卒業式を迎える。

　「お前が手を離すなら、今からでも全力で奪いに行く」と連絡をくれて久実への気持ちを再確認させてくれた千隼に、豹は「電話ありがとな。俺たちを別れさせないために、言ってくれたんだよな」というが、「わかってねーな。あれ、本気だから」と千隼は久実への気持ちを含ませた返事をする。

　卒業式の答辞を任された竜生は、高校生活を思い出しながら、ひと言ひと言丁寧に答辞を読んでいた。すると、竜生は突然自分の言葉で話しはじめ、「アメリカに留学をします。大好きな人と離れ離れになるのは寂しい。でも、彼女に誇れる人間になりたいです。カンナさん、一生大好きです。俺のこと待っていてください！」と、カンナに向けて宣言をする。ところが、その言葉を受けたカンナは、複雑な表情をし、その場から立ち去ってしまう。

　卒業式後、女子たちのボタン争奪戦にあう豹を見失ってしまった久実は、これまでの高校生活を思い出し、初めて豹に出逢った教室へ向かった。そこに現れた豹は、「キューちゃんの未来全部俺にください」と抱きしめ、久実も「私にも豹くんの未来少しだけくれる？」と、お互いの想いを再確認する。

　一方、卒業式の途中にいなくなったカンナは、先日、告白された芦田（稲葉友）に「話したいことがある」と会いに向かっていた。

　久実、豹、千隼、竜生は、クラスメイトと卒業パーティーを行うが、そこにはカンナの姿がなかった。落ち込む竜生に、「今すぐ言ってこい。」「早くカンナちゃんのところにいってあげて」と、久実や豹に背中を押され、カンナの元へ走る。

　久実と豹、そして千隼、竜生とカンナの関係の、それぞれの葛藤の結末は？

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