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『ジェダイの帰還』の5年後が舞台、新作『マンダロリアン』 日本での配信は未定

 映画『スター・ウォーズ/ザ・ライズ・オブ・スカイウォーカー(原題)』(12月20日、日米同時公開)のタイトル&特報の発表に世界中が熱狂した日から2日。米シカゴで開催中の『スター・ウォーズ セレブレーション・シカゴ2019』に集まったファンが再び沸き立つ出来事があった。現地時間14日、動画配信サービス「ディズニー+」のオリジナル作品『マンダロリアン』の映像が公開されたのだ。ジョン・ファブローデイブ・フィローニらが登壇したパネルトークの会場は、スタンディングオベーションの拍手と歓声に包まれた。

動画配信サービス「ディズニー+」オリジナル作品『マンダロリアン』米国では11月12日より配信開始

動画配信サービス「ディズニー+」オリジナル作品『マンダロリアン』米国では11月12日より配信開始

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 ウォルト・ディズニーは今月11日、今年11月12日からインターネットを使った動画配信サービス「ディズニー+」を米国内で始め、その後、世界各国に広げていくと発表。そのオープニングを飾るオリジナル作品の一つが、この『マンダロリアン』だ。

 パネルでは、まずルーカス・フィルム社長のキャスリン・ケネディ氏があいさつに立ち、エグゼクティブ・プロデューサーで脚本を担当するジョンと同じくエグゼクティブ・プロデューサーで監督を務めるデイブを紹介した。

 「私がジョージ・ルーカスからルーカス・フィルムを引き継ぐことになった時から、私はジョン・ファブローが『スター・ウォーズ』の大ファンだと知っていました。ディズニー+のオリジナル作品として『スター・ウォーズ』シリーズを作ることになり、ジョンが『マンダロリアン』のアイデアを売り込んできて、私たちはそれにとても興奮しました。デイブは『スター・ウォーズ』界のロックスターですが、彼がライブアクションを監督するのは初めてです。それもエキサイティングですよね。私にとっても楽しい経験となりました」。

 ジョン・ファブローは、ロバート・ダウニー・Jr.を主演に起用した『アイアンマン』を大ヒットさせ、現在につながるアベンジャーズブームの礎を築き、映画『ライオン・キング』(8月9日公開)の監督も務めている、まさにヒットメーカー。

 デイブ・フィローニは、長編アニメーション『スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ』の監督で、同テレビシリーズの総監督、テレビシリーズ『スター・ウォーズ 反乱者たち』の製作総指揮などを歴任してきた。

 「マンダロリアン」とは、映画『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』(2002年)に登場したジャンゴ・フェットやボバ・フェットが着用していた装甲服でも知られる、惑星マンダロアの民のこと。

 この日のパネルで、本作の舞台が『エピソード6/ジェダイの帰還』(1983年)の5年後であることが発表された。マスクで顔を覆い、名前ではなく「マンダロリアン」と呼ばれる賞金目当てのバウンティハンターを主人公とした物語となる。

 ジョンは「今作にはすべての『スター・ウォーズ』が入っています。オリジナルの三部作、『クローン・ウォーズ』、レジェンズ(伝説)も。新しい惑星や新しいクリーチャーも出てきますが、これまでの『スター・ウォーズ』につながっています。デイブとは、マンダロリアンやクローン戦争の歴史についてたっぷり話し合って物語を作りました。今作は、欠けたタイルを埋める役割を果たすのです」と、作品の概要を説明。それを裏付けるような「スター・ウォーズ」ファンが面白いと思うものや好きなものが詰め込まれた“らしさ”満載の映像が上映されると、ファンは拍手喝采で応えていた。

 ジョンは、新しいジェネレーションのマーベルファンを生み出した『アイアンマン』を例に挙げ、「『スター・ウォーズ』ファンが喜ぶ要素がたっぷりありますが、これまで『スター・ウォーズ』を見ていなかった人も入っていける作品です」とアピールしていた。

 日本での「ディズニー+」サービス開始については、現時点では何も発表されていない。

■『マンダロリアン』キャストのコメント

 パネルトークには、マンダロリアン(The Mandalorian)役のペドロ・パスカル、カラ・デューン(Cara Dune)役のジーナ・カラーノ、グリーフ(Greef)役のカール・ウェザースも登壇。それぞれ、キャラクターについて言及したのは以下のとおり。

【ペドロ】写真を見て! 僕がここで言えるのは、これだけ(笑)。だから今、写真を指差したんだよ(笑)。彼は、バウンティハンターでガンファイター。一匹狼でもある。彼は強い。マンダロリアンたちはミステリアス。曖昧なモラル基準を持っている。僕は1975年生まれで、まさに「スター・ウォーズ」で育った世代だ。最初、ジョンに呼ばれた時、その部屋には壁中に「スター・ウォーズ」のものが貼ってあって、「自分は何をやらせてもらえるの? 虫? ロボット?」と聞いたら、なんと主人公マンダロリアンだと言われた。役作りの参考にしたのはクリント・イーストウッド。参考のために何を見たらいいのかジョンに一生懸命質問すると、黒澤映画、セルジオ・レオーニなどを挙げたんだ。

【ジーナ】私の役はカラ・デューン。私は、これまでにも違う世界の人々の家族に受け入れられてきた。まずは総合格闘技で、次に女優という世界。そして今回、「スター・ウォーズ」というまた新しい家族に入れてもらえることになった。カラは、孤独な人。社会に溶け込むのを苦手とする。そこは私自身に共通するところがあるので、理解しやすかった。

【カール】キャラクターの名前はグリーフ・カーガ。彼はバウンティハンターたちを仕切っている。言ってみれば組合のリーダーみたいなものか。彼は大きく儲けられるものを狙っていて、その時に、マンダロリアンを見つけるんだ。そして、こいつを雇おうと思う。

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  • マンダロリアン(The Mandalorian)役のペドロ・パスカル
  • カラ・デューン(Cara Dune)役のジーナ・カラーノ=動画配信サービス「ディズニー+」オリジナル作品『マンダロリアン』米国では11月12日より配信開始
  • グリーフ(Greef)役のカール・ウェザース=動画配信サービス「ディズニー+」オリジナル作品『マンダロリアン』米国では11月12日より配信開始
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