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白石和彌監督最新作は“至高の家族ドラマ”主演・佐藤健が鈴木亮平、松岡茉優と兄妹に

 『孤狼の血』(2018年)や『麻雀放浪記2020』(4月5日公開)などで知られる白石和彌監督の最新作『ひとよ』が今秋公開されることが29日、わかった。主演には佐藤健、さらに鈴木亮平松岡茉優田中裕子と豪華俳優陣が白石作品に初出演し、至高の家族ドラマに挑戦する。

 原作は『鶴屋南北戯曲賞』『読売文学賞戯曲・シナリオ賞』などを受賞した劇作家・桑原裕子氏が率いる“劇団KAKUTA”の同名の代表舞台作品。15年前、ある家族に事件が起こり、母と子どもたち3兄妹の運命が狂う。別の人生を歩み、再会を果たし、葛藤と戸惑いの中、崩壊した絆を取り戻そうともがき続ける。白石作品の『凶悪』(13年)、『サニー/32』(18年)などでタッグを組んだ高橋泉氏が脚本を担い、崩壊と再生を軸にした家族の物語に挑む。

 佐藤が演じるのは、15年前の事件に縛られ、家族と距離を置き、東京でフリーライターとして働く次男・稲村雄二。家庭を持つが夫婦関係に悩み、人とのコミュニケーションに苦手意識を持つ長男・大樹を鈴木、事件の影響で、美容師への夢を諦め、スナックで働きながら生計をたてる妹の園子を松岡、そして母・こはるを田中が演じる。

 原作者・桑原氏は「社会の暗がりに目を向け、いびつながらも懸命に生きる人間を多く描いてこられた白石監督が手がけてくださることになり、本当にうれしく思っています」と感謝。続けて「そうそうたるキャストの皆さんがどんな風に役ヘ光を当ててくださるのか、純粋にワクワクしています。きっと素晴らしい作品になる、という予感だけが激しく渦巻いております」とキャスト陣へ期待を込めた。

■キャスト・監督のコメント全文

佐藤健(稲村雄二役)
現場に入るのが非常に楽しみです。白石監督の作品はほとんど観させてもらっていますが、ぜひいつかご一緒できたらと思っていた方ですので、今回は念願がかないました。素晴らしい脚本、共演者、スタッフの皆様との仕事ということで、僕が気負い過ぎずとも良い映画になるであろうというある種の確信をすでに持っておりますが、こんな環境で映画作りに励めることを当然と思わずに、幸せを噛み締めながらも精進していく撮影期間であればと思います。今回のお声がけ大変光栄でした。ありがとうございます。

鈴木亮平(稲村大樹役)
複雑な家族の関係、過去の事件と妻子への思い、吃音(きつおん)の症状。この作品は自分にとって大きな挑戦になるだろうことを今から確信しています。と同時に、この役を「鈴木にやらせてみたい」と思っていただけたことに感謝しています。白石監督、そして素晴らしい共演者の方々と、丁寧に、時に乱暴に心を通い合わせ、皆さんの心に突き刺さる「ひとよ」を作り上げていきたいと思います。

松岡茉優(稲村園子役)
熱い視線でずっと作品を追っていた白石和彌監督とご一緒させて頂けることは私にとって大変うれしいことでありつつも、今の自分は何が出来るのかバレバレになってしまうだろうなと今から眉尻を下げています。己を知れるというのはとても良いことですから、真っ直ぐ向かっていこうと思います。家族のお話です。どんな雰囲気になるのか実は想像がつきません。スタッフ、キャストの皆様、よろしくお願い致します。映画ファンの皆さま、少し待っていてください。

白石和彌監督
これ以上のない最高のキャストに集まって頂き、少し緊張しています。私自身、この家族がどのような物語を紡いでくれるのか、楽しみで仕方ありません。多くの人の心に突き刺さる作品になるように、毎日を大切にしながら撮影に望みます。楽しみにお待ちください。

関連写真

  • 映画『ひとよ』で家族を演じる(左上から)佐藤健、鈴木亮平、松岡茉優、田中裕子 (C)2019「ひとよ」製作委員会
  • 映画『ひとよ』のメガホンを取る白石和彌監督(C)2019「ひとよ」製作委員会
  • 映画『ひとよ』の原作の舞台を手がけた桑原裕子氏(C)2019「ひとよ」製作委員会

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