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桜井日奈子『砂の器』出演で「多くの刺激」 中島健人の鬼気迫る演技に「引き込まれた」

 東山紀之主演のフジテレビ開局60周年特別企画『砂の器』。あす28日(後7:57〜10:54)の放送を前に、Sexy Zone中島健人(24)演じる天才作曲家・和賀英良の“婚約者”田所佐知子役で出演する女優の桜井日奈子(21)が、作品参加への思いを語るとともに「多くの刺激をもらえた現場でした。時代を超えて愛され続けている作品に携われたことは、本当に貴重な経験をさせていただきました。感謝します」と語った。

フジテレビ開局60周年特別企画『砂の器』に出演する桜井日奈子

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 日本を代表する推理小説作家・松本清張の代表作『砂の器』。1974年の映画化以降、映像化のたびに注目を集める本作は、松本清張生誕110年にあたる2019年の現代を舞台に、新しい解釈でドラマ化に挑む。物語は2018年ハロウィーン当日の渋谷で撲殺死体が発見されたことから始まる。捜査一課のベテラン刑事・今西栄太郎(東山)は独自捜査のなかで、被害者の東北訛(なま)りと、“カメダ”という言葉を手がかりに真相を追う。

 一方・天才作曲家の和賀(中島)は、周到かつ完璧な殺害後、協奏曲「宿命」の作曲に没頭していた。華やかな世界、約束された未来。しかし、運命の歯車は確実に狂い出し、秘められた過去の秘密すなわち父・本浦千代吉(柄本明)との関係が暴かれそうになり…。

 今作で文部科学大臣、田所重喜(北大路欣也)の娘・田所佐知子を演じる桜井は「松本清張さんの『砂の器』という名作であること、普通じゃありえない程、豪華なキャストの皆様とご一緒できること、フジテレビ開局60周年を記念する特別な作品であること、全てが私にとっては贅沢すぎるものでした」と振り返り「錚々たる出演者の皆様の名前を見て自分が演じられるのか不安にもなりましたが、この幸せを受け止めて、しっかり向き合って、全力でこの作品に取り組もうと思いました」と撮影に臨んだ。

 “婚約者”和賀英良役の中島については「クライマックスのコンサートシーンではピアノを弾きつつ指揮もされていました。大事なシーンなので緊張されていたかもしれませんが、鬼気迫る演技で引き込まれてしまいました」と話し、スタッフから中島が夜中までピアノの練習をしていたことを聞き「謙虚で努力家な方なのだと知りました。そのことがあって、佐知子が和賀に抱く憧れと尊敬の気持ちが、私の中で自然と役に反映できたと思います」と、自身の思いと役柄が重なったという。

 また、今作ではフルートにも挑戦。「和賀と一緒にオーケストラの中で演奏するシーンがあるのですが、私はフルートを吹いたことはありませんし、そもそも楽譜すらよめないので、フルート練習を始める前は、映画の演奏シーンを観てイメージを膨らませていました」といい「撮影の一週間前からフルートを先生に教えていただいて、どうやったらプロの楽団の中で馴じめるか、家でも鏡の前で練習しました」と、猛特訓の様子も明かした。

 ドラマには東山、中島、北大路、柄本のほか、野村周平、土屋太鳳、泉ピン子、高嶋政伸、黒木瞳らが出演する。

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