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有村架純×坂口健太郎、純愛ラブストーリー 脚本は『ひよっこ』岡田惠和氏

 女優の有村架純、俳優の坂口健太郎をメインキャストに迎え、連続テレビ小説『ひよっこ』の岡田惠和氏オリジナル脚本のヒューマンラブストーリー『そして、生きる』が今夏、WOWOWの連続ドラマW枠で放送されることが明らかになった。

有村架純×坂口健太郎の共演によるWOWOW『連続ドラマW そして、生きる』(今夏放送)、『ひよっこ』岡田惠和氏のオリジナル脚本を月川翔監督が撮る

有村架純×坂口健太郎の共演によるWOWOW『連続ドラマW そして、生きる』(今夏放送)、『ひよっこ』岡田惠和氏のオリジナル脚本を月川翔監督が撮る

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 本作は東北と東京を舞台に、過酷な運命を生きた2人の男女・生田瞳子と清水清隆、そして彼らと巡り合わせた人々の人生を描く。愛とは―。そして、生きるとは―。誰もが経験し、誰もが共感する数々の出会いと別れを繰り返し、人は強く、美しくなり、そして人生はより愛おしくなる。激動とも言える現代に生きる瞳子と清隆は悩みながらも自らの意志で道を選択し、人生を切り開こうとする。運命に翻ろうされながらも葛藤し、強く生きていく2人の交錯する未来に何が見えるのか。

 主人公・瞳子役を演じるのは、『ひよっこ』で岡田氏とタッグを組んだ有村。『連続ドラマW 海に降る』から4年ぶりの「連続ドラマW」出演となる。「この4年間で自分が経験したことをこの場所で少しでも活かせるように、素敵な作品をまた皆様と一生懸命作りたい、お届けしたいと思います」と、頼もしく語る有村。

 「岡田惠和さんとは、5作品目となります。岡田さんの脚本は、人の痛みと幸せが絶妙のバランスで成り立ち、誰もが感じたことのある繊細なラインの感情を突く。そして、毎回違う自分を引き出してくださる脚本、キャラクターに愛情をひしひしと感じ、今回の作品もワクワク度が高まる一方です」と、絶大な信頼を寄せる。

 相手役の坂口との共演は、ドラマ『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』(2016年、フジテレビ)以来、「3年ぶりとなります。お互いにこの3年間で経験したことをぶつけ合い、楽しく、リラックスしながら良い作品となるように共に頑張りたいと思います。観てくださる方々の"そして、生きる"人生に少しでも響くものがあるように、精一杯私も役を生きます」と、話していた。

 もうひとりの主人公、清隆役を演じる坂口は、同局のドラマ初出演。「すごく繊細で、そこで生きている人の体温、匂いを感じる本だと思いました。少しずつ、とても丁寧に役作りをして、清隆として作品に向き合っていきたいと思っています。有村さんとは、何度かご一緒させてもらっていて、役を生きる女優さんだなと感じています。清隆として、瞳子の気持ちに寄り添ったお芝居をしたいと思います。とても悲しく、張り裂けそうになる瞬間もありますが、真摯に、清隆として生きる姿を見せたいと思うので、ぜひご覧いただけたらうれしいです」と、コメントを寄せている。

 監督は、映画『君の膵臓をたべたい』(2017年)や話題作『君は月夜に光り輝く』などでメガホンをとった月川翔氏が連続ドラマWで初めて演出を手掛ける。

■脚本・岡田惠和氏のコメント
 『そして、生きる』は、自分の進路や人生の大きな選択の前で悩む年ごろに、3.11東日本大震災を経験した「繊細で心優しい世代」の人生を描いたドラマです。ひょっとすると震災によって彼らは「生きる意味」を考えすぎてしまうのかもしれません。傷ついたり、逃げてしまったり、選択を間違えたりしながらも、必死で生きていく彼らのドラマは、今を生きるすべての人の心を動かせると信じております。 すべての人に届けたいです。同志であると思ってる有村架純さんと、ずっと書いてみたかった坂口健太郎さんはじめ、最強のキャストに集まってもらいました。思い切り肩に力を入れて、全身全霊で書きあげた脚本です。

■ストーリー
 3歳の時に交通事故で両親を亡くした生田瞳子(有村)は、盛岡で理髪店を営む伯父に引き取られる。天真爛漫に育った瞳子は、時に地元のアイドルとして活躍することもあり、いつしか女優を志すようになっていた。そして、19歳になった瞳子は、東京で開催されるオーディションに覚悟をもって挑もうとするが、本番前日の2011年3月11日、東日本大震災が起きる。

 その年の秋。瞳子はカフェで一緒に働いている韓国人のハンとともに、気仙沼でのボランティア活動に参加する。瞳子はそこで、学生ボランティア団体の運営メンバーである東京の大学生・清水清隆(坂口)と出会う。穏やかで整然と現場を取り仕切る清隆だったが、瞳子はなぜか彼のほほえみに違和感を覚えていた。清隆自身もまた過酷な運命を背負っていることを、瞳子は知る由もなかった。そして気仙沼での日々をともに過ごした瞳子と清隆はいつしか互いに特別な感情を抱いていく―。

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