28日放送のフジテレビ開局60周年ドラマ『砂の器』(後7:57〜10:54)で主役のベテラン刑事・今西栄太郎を演じる東山紀之がこのほど、都内で行われた囲み取材に出席。松本清張の不朽の名作で主演を演じる“覚悟”を語った。
同作は1960年5月から61年4月にかけて読売新聞の夕刊に連載され、ハンセン病を物語の背景としたことも話題を呼んだ。62年に初のドラマ化がされ、今作が6回目。74年には丹波哲郎さん主演で映画化もされている。今作の舞台は18年ハロウィーン当日の渋谷で、撲殺死体が発見され、捜査一課の刑事・今西が独自捜査に乗り出していく。
■“批判も覚悟”…丹波さん、田中邦衛、渡辺謙ら豪華俳優が演じた今西栄太郎
出演にあたり「清張先生の『砂の器』と『点と線』は名作中の名作。手を付けるのは勇気がいること」と重圧を語った東山。これまで今西栄太郎を演じたのは、丹波さんをはじめ、仲代達矢、田中邦衛、渡辺謙などそうそうたるメンバーがそろっている。「過去の作品はカリスマ性を持つ、批判も覚悟しなくちゃいけない」と話す。さらに「砂の器に手を出すのは考えたことはなかった」とオファーに驚くも「ありがたいことですから、これも縁だと思って思い切ってやろうかな」と覚悟を決めたいきさつも明かした。
部落問題、ハンセン病など、戦後の日本にはびこっていた差別に対し「正面から向き合った清張さんの覚悟はすごかったんだろうな。覚悟を持ってやらないとこちらも負けてしまう」とリスペクト。「清張先生は良い作品を残したわけではなく、みなさんが求めているから残っている。自分の時代だったらこういう作品にしたいとスタッフが出てきて、残っているんじゃないですかね」と清張作品の魅力も語った。
■中島健人は真面目。東山が感じる見どころは…
04年にTBS系列で放送されたドラマ版で中居正広が天才ピアニスト・和賀英良を演じたのは記憶に残っている人も多いだろう。東山は「中居にも礼儀として電話してね。“やるよ”と。“頑張ってください”とメールが届きました」と明かした。今作で和賀を演じるのはSexy Zoneの中島健人。「彼は非常に真面目だね。自分の中で人物像を作り上げていると思うので、邪魔しないようにしようと思っています」とし「健人は実際にピアノを弾けるし、技術的なところでは非常に説得力がある。立場もあるのでいつもみたいに“セクシーサンキュー”とかは言わないですね」と役者・中島健人を手放しでたたえていた。
見どころについては「戦後、落ちついて日本の人たちが豊かになり始めたころ、清張先生のハンセン病への偏見と差別への怒りを感じる。時間はたっているけど、ネットの世界になってもそれはまったくなくなっていない。顔が見えないだけ根深くなっている気がするし、現代に置き換えてやりことはとても意味のあることだと感じています」と熱弁。名作として豪華俳優陣が出演してきた歴史ある作品に、批判も“覚悟”で出演を決意した東山が演じる今西栄太郎に注目したい。
同作は1960年5月から61年4月にかけて読売新聞の夕刊に連載され、ハンセン病を物語の背景としたことも話題を呼んだ。62年に初のドラマ化がされ、今作が6回目。74年には丹波哲郎さん主演で映画化もされている。今作の舞台は18年ハロウィーン当日の渋谷で、撲殺死体が発見され、捜査一課の刑事・今西が独自捜査に乗り出していく。
出演にあたり「清張先生の『砂の器』と『点と線』は名作中の名作。手を付けるのは勇気がいること」と重圧を語った東山。これまで今西栄太郎を演じたのは、丹波さんをはじめ、仲代達矢、田中邦衛、渡辺謙などそうそうたるメンバーがそろっている。「過去の作品はカリスマ性を持つ、批判も覚悟しなくちゃいけない」と話す。さらに「砂の器に手を出すのは考えたことはなかった」とオファーに驚くも「ありがたいことですから、これも縁だと思って思い切ってやろうかな」と覚悟を決めたいきさつも明かした。
部落問題、ハンセン病など、戦後の日本にはびこっていた差別に対し「正面から向き合った清張さんの覚悟はすごかったんだろうな。覚悟を持ってやらないとこちらも負けてしまう」とリスペクト。「清張先生は良い作品を残したわけではなく、みなさんが求めているから残っている。自分の時代だったらこういう作品にしたいとスタッフが出てきて、残っているんじゃないですかね」と清張作品の魅力も語った。
■中島健人は真面目。東山が感じる見どころは…
04年にTBS系列で放送されたドラマ版で中居正広が天才ピアニスト・和賀英良を演じたのは記憶に残っている人も多いだろう。東山は「中居にも礼儀として電話してね。“やるよ”と。“頑張ってください”とメールが届きました」と明かした。今作で和賀を演じるのはSexy Zoneの中島健人。「彼は非常に真面目だね。自分の中で人物像を作り上げていると思うので、邪魔しないようにしようと思っています」とし「健人は実際にピアノを弾けるし、技術的なところでは非常に説得力がある。立場もあるのでいつもみたいに“セクシーサンキュー”とかは言わないですね」と役者・中島健人を手放しでたたえていた。
見どころについては「戦後、落ちついて日本の人たちが豊かになり始めたころ、清張先生のハンセン病への偏見と差別への怒りを感じる。時間はたっているけど、ネットの世界になってもそれはまったくなくなっていない。顔が見えないだけ根深くなっている気がするし、現代に置き換えてやりことはとても意味のあることだと感じています」と熱弁。名作として豪華俳優陣が出演してきた歴史ある作品に、批判も“覚悟”で出演を決意した東山が演じる今西栄太郎に注目したい。
2019/03/18