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志尊淳、“気まぐれ不良役”でベッドシーン初挑戦 海外出品も決定「この作品は自分の財産」

 俳優の志尊淳が7月にカンテレで放送予定の6話連続ドラマ『潤一(じゅんいち)』(配信も予定)に主演することがわかった。直木賞作家・井上荒野氏の小説が初のドラマ化。第11回島清恋愛文学賞受賞作をもとに女性たちを瞬時に魅了するミステリアスな青年・潤一と、様々な背景を持った16歳から62歳までの女性たちとの刹那の愛を描いた連続短篇集を映像化する。志尊は同作で「気まぐれな不良」をエロティックに演じ、初のベッドシーン・オールヌードにも挑戦している。

7月にカンテレで放送予定(配信も予定)の6話連続ドラマ『潤一』に主演する志尊淳  (C)2019「潤一」製作委員会

7月にカンテレで放送予定(配信も予定)の6話連続ドラマ『潤一』に主演する志尊淳  (C)2019「潤一」製作委員会

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 潤一と一瞬出会って、そして別れていく孤独な女たちを演じる女優陣には、藤井美菜、夏帆、江口のりこ、蒔田彩珠、伊藤万理華、原田美枝子が決定。無職・宿無し、気まぐれに女から女へと渡り歩く潤一。出産をひかえた妊婦、映子(藤井)。妹の旦那と寝る姉、環(夏帆)。亡くなった夫の不倫を疑う未亡人、あゆ子(原田)。夫に束縛された装丁家の女、千尋(江口)。処女を捨てたい女子高生、瑠依(蒔田)。毎日男漁りに出掛ける女、美夏(伊藤)…。それぞれの孤独な日常の隙間に、潤一はいつの間にか現れて、消える。潤一はどこから来て、どこへ行くのか…。

 同作は4月に、世界で制作された連続ドラマを対象とするドラマの祭典であるフランス・カンヌ国際シリーズフェスティバル『CANNESERIES=Cannes International Series Festival』コンペティション部門に日本ドラマとして初の正式出品が決定。世界中から応募されたドラマ作品の中から選ばれた作品がノミネート作品として上映され、その中から作品賞・主演賞・脚本賞・音楽賞・特別賞が選出される。
 
 映画監督・是枝裕和・西川美和を中心に設立された制作者集団『分福』が企画のもと、『あゝ、荒野』『愛しのアイリーン』『新聞記者』(6月公開予定)など話題作を作り続けるスターサンズがプロデュースを担当。監督は分福に所属する北原栄治と広瀬奈々子。北原は分福の作品を企画プロデュースの面から支えてきた存在で、広瀬は現在全国で公開中の映画『夜明け』で長編監督デビューを果たしている。脚本は同じく分福の砂田麻美(『エンディングノート』)が務める。

■志尊淳 コメント

「この度このお話を頂き、小説を読ませて頂き、今まで物事を理屈的に解釈をしようとしていた自分の概念が否定された気持ちになりました。人の関わり、感情には理屈だけではない、“何か”が潜んでいて、それを凄く体現しているのが“潤一”だと。
明確にわからない“何か”を自分と見つめ合い、潤一と寄り添い、模索していきました。
本能的な感情に嘘をつかず、人の心の隙間に入っていく、“潤一”。
そんな“潤一”を素晴らしいスタッフ・キャストの皆さんと探し、体現でき、0から作る事ができたこの作品は自分の財産です。
そして、フランス・カンヌ国際シリーズフェスティバル『CANNESERIES』のコンペティション部門に出品されることが決まり、嬉しい気持ちと夢の様な気持ちでいっぱいです。国内外問わず沢山の人に“潤一”をお届けできるよう頑張ります。」

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  • 7月にカンテレで放送予定(配信も予定)の6話連続ドラマ『潤一』に主演する志尊淳  (C)2019「潤一」製作委員会
  • 7月にカンテレで放送予定(配信も予定)の6話連続ドラマ『潤一』に出演する(上段左から)藤井美菜、夏帆、江口のりこ(下段左から)蒔田彩珠、伊藤万理華、原田美枝子 (C)2019「潤一」製作委員会

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