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瀬戸康史、山本美月巡り松坂桃李の恋敵役「照れくさい部分はありました」

 俳優の瀬戸康史(30)が16日よりスタートするカンテレ・フジテレビ系連続ドラマ『パーフェクトワールド』(毎週火曜 後9:00※初回20分拡大)に出演することがわかった。松坂桃李(30)演じる主人公の恋敵役で、山本美月(27)演じる幼なじみに片思いをする、アプリ制作会社の社長・是枝洋貴(これえだ・ひろたか)を演じる。

カンテレ・フジテレビ系『パーフェクトワールド』に出演する瀬戸康史/是枝洋貴(これえだ・ひろたか) (C)カンテレ

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 「ラブストーリーはそんなに経験がない」という瀬戸は「照れくさい部分はありました」と率直に告白。「しかし、一人の人間としても役者としても経験を積んで、今こういった作品と巡り会えた事には意味を感じます」と噛み締めている。

 同ドラマは有賀リエによる女性コミック誌『Kiss』(講談社)で連載中の累計部数170万部を突破する原作を実写化。生涯一人で生きていくと決めていた車いすに乗った建築士・鮎川樹(松坂)が、高校の同級生・川奈つぐみ(山本)と再会し、心を通わせていくことで樹自身が変化していくラブストーリー。

 自身が演じる是枝について瀬戸は「内なる炎は燃えたぎっているのに恋に関して積極的にいけない、そして人に寄り添う事のできる優しい人物です。しかし彼の中にも攻撃的な部分はあり、人として醜い部分も垣間見えてきます。そこに人間味を感じるので僕は好きです」と分析。「そういった部分をしっかり演じていくことで、30代前後という大人だけれど、まだどこか幼い中途半端な年齢ならではの恋愛模様が描けるのではないかと」と役への意気込みを述べた。

 また今回、初共演となる松坂については「本当にいろいろな顔を持っているなと思います。僕は彼の目が好きで、目だけで役を演じられる人だと思っています。今作では一人の女性に恋をした男と男の心の探り合い、ぶつかり合いが楽しみです。しかし“昨日の敵は今日の友”…奇しくも松坂さんとは実年齢が同い年なので、プライベートでは仲良くしたいですね」とクランクインを心待ちに。

 山本とは以前にも共演歴があり、「同郷ということもあり、以前ご一緒した時からとても接しやすい印象です。山本さんは一見強そうなイメージがありますが、とても繊細な心の持ち主だと思うので、つぐみの心の動きを正直に丁寧に表現されると思います」と期待を寄せた。

 「我々は生きていく上で課題みたいなものを与えられて生活していると思います。その中で自分の気持ちに嘘をついたり、隠したり、また相手に対してとりたくもない態度をとってしまったり…僕も経験があります。それは本当に苦しいし、人生を振り返ってみても決して良い思い出ではありません。でも、このラブストーリーを通して、物事に対して正直になることの大切さを教えてくれている気がします。後悔してからでは遅い。後悔しない生き方を僕も学びたいと思います」と姿勢を正している。

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