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役所広司、大阪での表彰式に「アウトローじゃないと呼んでもらえないのかな」

 俳優の役所広司が「おおさかシネマフェスティバル2019」で主演男優賞を獲得し、3日に大阪府内で行われた表彰式に登壇。昨年公開の『孤狼の血』(白石和彌監督)で演じた暴力団を追う刑事を熱演したことが評価されたが「前に大阪で呼んでもらったのは『シャブ極道』の時。今度もそれに近いアウトローな役なので、大阪はこういう役でないと呼んでもらえないのかなと思いました」と笑わせた。

「おおさかシネマフェスティバル2019」の模様(前列左から)木竜麻生、平尾菜々花、趣里、役所広司、阿部純子、白石和彌監督(後列左から)司会の桂ちきん、高橋実行委員長、「孤狼の血」天野プロデューサ、20世紀フォックス担当者、瀬々敬久、どんぐり (C)ORICON NewS inc.

「おおさかシネマフェスティバル2019」の模様(前列左から)木竜麻生、平尾菜々花、趣里、役所広司、阿部純子、白石和彌監督(後列左から)司会の桂ちきん、高橋実行委員長、「孤狼の血」天野プロデューサ、20世紀フォックス担当者、瀬々敬久、どんぐり (C)ORICON NewS inc.

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 同作での演技が評価され、1日に行われた『第42回日本アカデミー賞』でも最優秀主演男優賞を受賞。役所は改めて本作について「台本を読んだ時からワクワクしましたし、それよりも監督が面白かったです」とあいさつ。撮影秘話として「監督の演出で難しいと思ったのは、カーッて痰(たん)を吐く演出。監督から『いい痰をお願いします!』と言われました」と振り返った。

 同作は「日本映画作品賞」「監督賞」のほか、松坂桃李が「助演男優賞」、阿部純子が「助演女優賞」を獲得。昨年も『彼女がその名を知らない鳥たち』で受賞していた白石監督は「役所さんに暴力刑事をやっていただけたら、最高の悪い映画ができるなという思いでした。『シャブ極道』を40代半ばでやられていたので、さらに年齢を重ねた時の『シャブ極道』が見たかった。役所さんのすごいのは、どの役も役所さんのそのタイミングでしかできない役ばかりという印象を受けるところ。この役も、役所さんの今しかできない役になっていれば」とあいさつした。

 そのほか、「主演女優賞」は『生きてるだけで、愛。』の趣里、「新人女優賞」は『菊とギロチン』『鈴木家の嘘』の木竜麻生と『ごっこ』平尾菜々花、「新人男優賞」は『焼肉ドラゴン』の大谷亮平、「脚本賞」は『菊とギロチン』『友罪』の瀬々敬久監督、「音楽賞」は『寝ても覚めても』のtofubeatsが受賞した。

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  • 「おおさかシネマフェスティバル2019」の模様(前列左から)木竜麻生、平尾菜々花、趣里、役所広司、阿部純子、白石和彌監督(後列左から)司会の桂ちきん、高橋実行委員長、「孤狼の血」天野プロデューサ、20世紀フォックス担当者、瀬々敬久、どんぐり (C)ORICON NewS inc.
  • 「おおさかシネマフェスティバル2019」に登壇した役所広司 (C)ORICON NewS inc.
  • 「おおさかシネマフェスティバル2019」に登壇した趣里 (C)ORICON NewS inc.
  • 「おおさかシネマフェスティバル2019」に登壇した阿部純子 (C)ORICON NewS inc.
  • 「おおさかシネマフェスティバル2019」の模様 (C)ORICON NewS inc.

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