米ロサンゼルスで現地時間24日に行われた『第91回アカデミー賞』授賞式。主要作品が賞を分け合う大混戦となり、作品賞には『グリーンブック』が輝いたが、話題をさらったのは外国語映画賞・監督賞・撮影賞の3部門で受賞した『ROMA/ローマ』だったのではないだろうか。それは、従来の劇場上映される“映画”ではなく、Netflixで世界配信されている“映画”だったからだ。 『ROMA』は、『ゼロ・グラビティ』(2013年)のアルフォンソ・キュアロン監督の最新作であり、脚本、撮影までを手がけた作品。彼自身の幼少期の体験も交え、1970年代のメキシコ・ローマ地区を舞台に、中産階級の家庭の家政婦として働く若い女性クレオ(ヤリッツア・アパリシオ)の視点から、激動の1年の出来事をモノクロの映像で描いたヒューマンドラマ。無名に近いキャストが好演を見せている。
2019/02/26