俳優の仲村トオル(53)が19日、昨年亡くなった映画プロデューサーで製作プロダクション『セントラル・アーツ』社長・黒澤満さんの追悼特集上映企画イベントに登場した。
黒澤さんが手がけた映画『ビー・バップ・ハイスクール』(1985年公開)でデビューを飾った仲村。当時のことを「テストを10回、20回するのは当たり前の那須博之監督の現場で、地下街や採石場など閉鎖された空間での撮影では、連日いつ日が沈んだのかわからなかった。背中に火をつけられる撮影も、終われば眠らせてくれるなら問題ないと思った」と、体当たりで挑んだアクションシーンは苦ではなかったと振り返った。
また、「当時の自分は感謝の気持ちが足りなさ過ぎた」と言い、「黒澤満さんへの感謝の気持ちは、いくら語っても語り尽くせない。あんなに寛大で、寛容で、人のミスを責めたり決してしない人はいない。この脚本ではできませんというような、怒鳴られてもしょうがないということも何度もしてしまったのに、こちらの意図も汲んでもらい、叱られたようなことはなかった」と告白。
続けて「唯一、大先輩の共演者の通夜に撮影後の深夜に伺いたいと相談した時、『そのせいで逆に迷惑をかけてしまう人が出てしまうことを考えなさい』と、いつもより強めにたしなめられたことがありました」と明かし「俳優0歳児の時に出会えてとても幸福でした」と感謝の気持ちを伝えた。
同企画は、黒澤さんが手がけた作品の中から代表作と言える28本を追悼特集として上映するもの。2日まで東京・新文芸坐まで開催される。
黒澤さんが手がけた映画『ビー・バップ・ハイスクール』(1985年公開)でデビューを飾った仲村。当時のことを「テストを10回、20回するのは当たり前の那須博之監督の現場で、地下街や採石場など閉鎖された空間での撮影では、連日いつ日が沈んだのかわからなかった。背中に火をつけられる撮影も、終われば眠らせてくれるなら問題ないと思った」と、体当たりで挑んだアクションシーンは苦ではなかったと振り返った。
また、「当時の自分は感謝の気持ちが足りなさ過ぎた」と言い、「黒澤満さんへの感謝の気持ちは、いくら語っても語り尽くせない。あんなに寛大で、寛容で、人のミスを責めたり決してしない人はいない。この脚本ではできませんというような、怒鳴られてもしょうがないということも何度もしてしまったのに、こちらの意図も汲んでもらい、叱られたようなことはなかった」と告白。
続けて「唯一、大先輩の共演者の通夜に撮影後の深夜に伺いたいと相談した時、『そのせいで逆に迷惑をかけてしまう人が出てしまうことを考えなさい』と、いつもより強めにたしなめられたことがありました」と明かし「俳優0歳児の時に出会えてとても幸福でした」と感謝の気持ちを伝えた。
同企画は、黒澤さんが手がけた作品の中から代表作と言える28本を追悼特集として上映するもの。2日まで東京・新文芸坐まで開催される。
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2019/02/20