女優・佐藤仁美が19日、NHKで行われたBSプレミアムドラマ『我が家のヒミツ』（3月3日スタート　毎週日曜 午後10：00※全5回）の放送前記者会見に出席。作中で1人4役を演じ、4人の夫の妻となることから「結婚する前に良い経験ができました。今年、来年あたりにこの経験が生かせたら」と自らの結婚願望を語った。

【写真】その他の写真を見る

　同ドラマは、ネットオークションを繰り返したり、転職や起業をする夫にやきもきする“4人の妻”を各回の主人公とする1話完結のオムニバスシリーズ。1話はココリコ・田中直樹、2話は八嶋智人、3話は永井大、4話・5話は岸谷五朗が夫役を演じる。

　冒頭のあいさつで結婚願望をのぞかせた佐藤は、今回のキャストで結婚したい人を聞かれ「岸谷さんですね」と即答。「妻が頑張れば全力で応援してくれる。絆が深い家族でした」と理由を語り、逆に1番したくない人では「八嶋さん。勝手に仕事を辞めるので、仕事は真面目にやってほしいです」とするも「みなさん本当に、良い旦那さんでした。お話もほっこりするので」と紹介した。

　この日は、田中と永井も会見に出席。佐藤の印象を聞かれた田中は「バラエティーでご一緒することもあるので、裏表ない印象でした。ドラマでは、男前というより女性的な奥さんで、どれが本当の佐藤さんなんだろうと思いましたが、それが新鮮でした」と語り、永井は「どっしりしていて、器用な方。4役をやるのは準備が大変だとは思いましたが“佐藤仁美＝カメレオン女優”のイメージが強いので、それを見させていただくのが楽しみ」とそれぞれ話していた。

　今回が連続ドラマ初主演で4役を演じた佐藤は「自分ではしっかりやっているつもりでも、視聴者の方はどうかなという不安はありました」と吐露。撮影時はゆっくり話すことを指示され「小倉優子ちゃんをイメージしました。あのお母さん像で妻を作りました」と振り返っていた。