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【ワンフェス2019冬】ハイクオリティーなフィギュアがズラリ「もの作り大国ニッポン」の粋が集結

 関東地方に記録的な寒波が襲来した2月第2週の週末。3連休の中日に当たる10日、まだ前夜に降った雪が残る海浜幕張駅から徒歩で向かう先は、もちろん幕張メッセで開催されている『ワンダーフェスティバル2019冬』。真冬の寒さを吹き飛ばすほどの盛り上がりを、存分に体感させてくれた『ワンフェス』の様子をお届けする。

『ワンダーフェスティバル2019冬』会場の様子 (C)oricon ME inc.

『ワンダーフェスティバル2019冬』会場の様子 (C)oricon ME inc.

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 10時の開場と同時に、多くのユーザーで溢れかえる国際展示場の1〜8ホール内。プロアマを問わず、制作されたフィギュアをはじめとしたグッズを展示・販売している景色は圧巻で、さすが日本一の造形イベントであることを改めて実感。

 ホール内のうち、企業ブースエリアに当たる1ホールから3ホールでは、各企業の自慢の作品がズラリと並び、ギャラリーの注目を集めていた。そして、4ホール〜8ホールは一般ディーラーのガレージキットを中心とした展示・販売エリア。原作キャラを忠実に再現したハイクオリティーなディテールのフィギュアから、2頭身にデフォルメされたキュートな風合いを持つものまで様々。原作ありきのフィギュアはもちろん、オリジナルデザインのフィギュアも多く展示。中には美少女化された人形模型が展示されているなど、趣向を凝らした作品が多く見受けられた。

 フィギュア以外では、武器や戦車などが展示された男心をくすぐるブースから『2001年宇宙の旅』でお馴染みの『ディスカバリー号』のプロップを完全再現したモデル、2メートルを越える大仏の頭、ケチャップ用ノズルになった『シン・ゴジラ』第2形態(蒲田くん)、グルメ漫画『美味しんぼ』の名シーンである感涙にむせぶ京極はんの表情をデザイン化した特注皿など、「なんちゅうもんを作ってくれたんや…なんちゅうもんを…」と言いたくなるほどに、見ているだけでも飽きのこない秀作揃い。価格も高価なものから数千円の廉価版まで、ラインナップが多かったのも嬉しい限り。

 屋外のコスプレエリアでは午前中の冷たい空気の中、薄着で頑張るレイヤーと多くのカメラマンが集まっていた。まず最初に受けた印象としては「普段のコスプレイベント以上に『かぶりもの』コスプレ率が高い」ということ。これは『ワンフェス』が造形イベントであることも無縁ではないだろう。『エヴァンゲリオン』など原作のあるキャラをドール化したコスプレもチラホラ。これはコスプレエリアだけでなくホール内全体にいえる傾向で、イベントによるコスプレの傾向の違いという観点から見ても興味深かった。

 昨今のカルチャーイベントは数日にわたり開催されることが多いが、『ワンフェス』は1日限定。そのためか、会場内の熱気も圧縮されてよりヒートアップしている印象を感じ取れた。大好きな“もの”がフィギュアやグッズだったりコスプレで具現化された空間、それが『ワンフェス』の特徴。その熱気を次回はあなたにも体感してほしい。

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