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元SKE48矢方美紀、乳がん治療は経過良好で苦痛なし ホルモン療法で「髪伸びた」

 女優の古村比呂(53)、元SKE48の矢方美紀(26)が4日、都内で行われた、がんとの共生社会を目指す『ネクストリボンプロジェクト』イベントの記者会見に出席。それぞれ“がん”の向き合い方や経過を報告し、矢方は「現在ホルモン療法をやっているのですが、髪も伸びてきて、苦痛じゃありません」と報告した。

がんとの共生社会を目指す『ネクストリボンプロジェクト』イベントの記者会見に出席した矢方美紀 (C)ORICON NewS inc.

がんとの共生社会を目指す『ネクストリボンプロジェクト』イベントの記者会見に出席した矢方美紀 (C)ORICON NewS inc.

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 セルフチェックでシコリを感じ、その後の検査で乳がんが発覚し、昨年4月にステージ2Bの乳がんにより、左乳房全摘出・リンパ節切除を受けた矢方。現在も治療を続けながら夢である声優を目指している。「現在もホルモン療法をやっているのですが、髪も伸びできて、今は苦痛なことはありません」と笑顔で伝えた。

 乳がんを公表したことで起きた周りからの反響は「病気とわかったときは、病を隠して仕事を続けていきたいという思いがありましたが、治療をしていくうちに外見が変わることもある。なので、自分の口から言えば間違いなく伝わると思ったので公表しました」と説明。

 「でも、公表したのは『間違えたかな?』という不安もありましたが、同じ当事者から『あなたは、私の言えないことをいってくれている』といってくれたり、近所の人から『僕もがん。だから、がん友』だと仲良くなれたこともありました」と、結果的に公表したことはよかったと語った。

 一方、古村は、12年に子宮頸がんで二度の手術を受け、後遺症に悩む患者たちの情報交換会を開催している。「がんが小さくなっているみたいで、きょう主治医とお話をして、抗がん剤卒業ということになりました。前向きな報告ができてうれしいです」と報告。「がんがなくなったわけでなく、完治したわけではなく。ただ、一時的に抗がん剤がなくなったのは、吐き気とかがなくなったので、これからだいぶ、楽になると思います」と笑顔で話した。

 2人に1人ががんになる時代で、この日は「ワールドキャンサーデー」(世界対がんデー)ということもあり、がん患者の声、起業のがん対策の具体的例や課題を共有する場としてイベントが開催。がんを乗り越えた、治療しながらも前向きに自分らしく「今」を生きている人として、タレントの向井亜紀と歌手で会社員の木山裕策も登壇。

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  • がんとの共生社会を目指す『ネクストリボンプロジェクト』イベントの記者会見に出席した矢方美紀 (C)ORICON NewS inc.
  • がんとの共生社会を目指す『ネクストリボンプロジェクト』イベントの記者会見に出席した(左から)向井亜紀、古村比呂、矢方美紀、木山裕策 (C)ORICON NewS inc.
  • がんとの共生社会を目指す『ネクストリボンプロジェクト』イベントの記者会見に出席した(左から)古村比呂、矢方美紀 (C)ORICON NewS inc.
  • がんとの共生社会を目指す『ネクストリボンプロジェクト』イベントの記者会見に出席した (C)ORICON NewS inc.
  • がんとの共生社会を目指す『ネクストリボンプロジェクト』イベントの記者会見に出席した(左から)向井亜紀、古村比呂 (C)ORICON NewS inc.
  • がんとの共生社会を目指す『ネクストリボンプロジェクト』イベントの記者会見に出席した木山裕策 (C)ORICON NewS inc.
  • がんとの共生社会を目指す『ネクストリボンプロジェクト』イベントの記者会見に出席した古村比呂 (C)ORICON NewS inc.
  • がんとの共生社会を目指す『ネクストリボンプロジェクト』イベントの記者会見に出席した向井亜紀 (C)ORICON NewS inc.

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