名古屋発エンターテインメント集団・BOYS AND MENの水野勝、田中俊介、小林豊、本田剛文が2日、都内で行われた映画『ジャンクション29』（22日公開）の完成披露舞台あいさつに出席。大勢のファンを前に水野は「好きな作品を探すように肩の力を抜いて観てほしい」と呼びかけた。

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　同作は、夢や恋、人生にもがく29歳の青年たちを描いたオムニバス映画。それぞれの作品で自主映画監督を田中、婚相談所のカリスマ仲人を水野、動画投稿を行う“バズチューバー”を本田、漫画家志望の青年を小林が演じる。

　撮影時、役柄同様に29歳だった小林は「29歳だからこそ感じる葛藤も自分でわかって、それを全部この作品に入れたいなと思って演じました」と回顧。親のすねをかじりながら映画制作を続ける青年役の田中は「僕自身も今までやったことのないような作風、役柄だったので、すごく新鮮で楽しかった」と笑顔で話した。

　また、動画投稿を続ける“バズチューバー”を演じた本田は、劇中同様に「ボイリッチー」名義でYouTube上に動画を配信したという。しかし「再生回数が280回くらいで止まってる…」と苦笑いで明かすと「いよいよシャレにならなくなってるので映画を盛り上げていきたい」と必死にアピールしていた。

　イベントにはそのほか、共演の佐藤玲、ウエダアツシ監督、山田晃久監督が出席。大ヒットの“福”を呼び込むためにボイメンの4人が「豆まき」を行って、ファンとの交流を深めていた。