今月8日に自身のSNSで現役引退を表明した女子レスリングの吉田沙保里さん(36)が10日、都内で引退会見を行った。昨年の女子レスリングの“パワハラ騒動”について聞かれると「ショックだった」と思いを打ち明けた。
「育ててくれた栄和人監督やともに頑張ってきた仲間たちが、ああいう状況になってしまったことはショックだった。真実ではない報道もあったかもしれないけど、そういうなかでコメントすることは難しかったです」と回想。「こうなってしまい、今後どうしていくのかという思いも強かったし、若い後輩たちが悩まされて思い切り練習できなかったり、試合で結果が出せないところがつらかった」と振り返った。
それでも、今後に向けて「次に向かって頑張っていくしかないので、前を見て東京五輪にむけて一つになって頑張っていかないといけない」と後輩たちにエールを送った。
SNSではこれまで獲得した多数のメダルの写真とともに「この度、33年間のレスリング選手生活に区切りをつけることを決断いたしました」と発表。「ここまで長い間、現役選手として頑張ってこれたのも沢山の方々の応援とサポートのおかげです。みなさん、本当にありがとうございました」と感謝をつづっていた。
2002年にシニア世界選手権で初出場にして初優勝。その後、世界選手権では13連覇を成し遂げた。五輪では04年アテネ、08年北京、12年ロンドンと3連覇を達成し、「霊長類最強女子」の異名で知られる。12年には国民栄誉賞を受賞した。
★YouTube公式チャンネル「ORICON NEWS」
「育ててくれた栄和人監督やともに頑張ってきた仲間たちが、ああいう状況になってしまったことはショックだった。真実ではない報道もあったかもしれないけど、そういうなかでコメントすることは難しかったです」と回想。「こうなってしまい、今後どうしていくのかという思いも強かったし、若い後輩たちが悩まされて思い切り練習できなかったり、試合で結果が出せないところがつらかった」と振り返った。
それでも、今後に向けて「次に向かって頑張っていくしかないので、前を見て東京五輪にむけて一つになって頑張っていかないといけない」と後輩たちにエールを送った。
SNSではこれまで獲得した多数のメダルの写真とともに「この度、33年間のレスリング選手生活に区切りをつけることを決断いたしました」と発表。「ここまで長い間、現役選手として頑張ってこれたのも沢山の方々の応援とサポートのおかげです。みなさん、本当にありがとうございました」と感謝をつづっていた。
2002年にシニア世界選手権で初出場にして初優勝。その後、世界選手権では13連覇を成し遂げた。五輪では04年アテネ、08年北京、12年ロンドンと3連覇を達成し、「霊長類最強女子」の異名で知られる。12年には国民栄誉賞を受賞した。
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2019/01/10