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尾野真千子、孤独な主人公に「心が痛くなった」 『絶叫』ドラマ化

 女優の尾野真千子が、WOWOWで来年3月に放送される『連続ドラマW 絶叫』で主演を務めることが明らかになった。葉真中顕氏の小説(光文社文庫)をドラマ化。平凡な一人の女の人生に一体何が起こったのか? 貧困、無縁社会、ブラック企業…女が生き抜くために足を踏み入れていく現代社会の暗部。孤独死の謎、保険殺人のからくり…、驚愕のトリックが圧巻のミステリーとして描かれる壮絶な社会派サスペンス。

 主人公・鈴木陽子は、決して特別な人間ではない。ごく一般的な家庭に生まれた、普通の女性。その平凡さゆえに、秀才だった弟と何かと比較され、弟を溺愛する母親から愛されなかった淋しさを胸に秘めながら、淡々とOLをしていた。そんな陽子の人生が、借金を抱えた父親の失踪をきっかけに、暗転する。

 社会的に、経済的に、不幸な出来事が積み重なることで、陽子は徐々に追い詰められ、人生が転落していく。愛されたい、経済的に独立したい、そして自分を認められたい…、あらゆる女性が当然に抱く想い、それ故に自分を苦しめてしまう陽子の人生は、一つ間違えれば誰にでもありうるという等身大のリアリティを視聴者に感じさせる。

 いつしか「棄民」、つまり社会から捨てられた人間となった陽子。そこから這い上がるため、自分の存在を確立し「居場所」を作るため、陽子は立ち上がる。そして、生きるため、保険金殺人に手を染めていく。罪の上に罪を重ねていく。息もつけないストーリー展開の中で、孤独死の謎、保険殺人のからくりなど、社会システムの隙間につけ込んだ圧巻のトリックが次々にあぶり出されていく。そしてすべてを覆す衝撃のクライマックス。果たして、陽子は一体何者だったのか? 驚愕のラストのどんでん返しまで一時も目が離せない。

 尾野は「孤独を演じるのだと、ひとりぼっちを演じるのだと、心が痛くなりました。それでも何か1つでもその女性に共感できるものを探しながら関わってくださる皆さんと楽しく撮影できたらなと思います!」とコメント。

 原作者の葉真中氏は「実は我が家は20年以上前のアナログ時代からWOWOWに加入している。ずっと親しんできたそのWOWOWで自作が映像化されるなんて、僥倖(ぎょうこう)のひと言だ。しかも送られてきた脚本は鳥肌が立つほど完成度が高く、主演は尾野真千子さんだという。もう期待しかない。イチ視聴者としてただひたすら楽しみだ」と期待を寄せている。

 『連続ドラマW 絶叫』は、2019年3月24日スタート(毎週日曜 後10:00、全4話※第1話無料)。

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