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米倉涼子、津川雅彦さんを偲ぶ「“人間”を感じる方でした」

 女優の米倉涼子が、『テレビ朝日開局60周年記念 松本清張ドラマスペシャル 疑惑』(2019年2月3日 後9:00)での共演が“最後”となってしまった俳優の津川雅彦さん(享年78)を偲んだ。

 津川さんとは過去に『黒革の手帖』など、何度も共演経験がある米倉。親子役を演じたこともある津川さんを心から慕っており、「津川さんにはとてもかわいがっていただいたのですが、そのキッカケは私がナンパしたこと(笑)。共演したときに私の方からお食事に誘ったら、『そんな女は今までいなかった!』と面白がってくださったんです」と明かす。昨年は2泊3日で一緒に伊勢神宮へお参り行ったか。「『歩くのが速い!』なんて怒られたりして…(笑)。実は今年、年明けに初めて食事を共にした相手も津川さんでしたし、本当に大切な思い出となりました」と、振り返った。

 そんな2人にとって“最後の共演”となったのが、この『疑惑』。津川さんの遺作となった。津川さんが演じたのは2009年版の『疑惑』(主演は田村正和)で演じた役と同じ、ベテラン弁護士・原山正雄。米倉演じる敏腕弁護士・佐原卓子に、保険金目的で夫を殺した疑惑がささやかれる悪女・白河球磨子(黒木華)の弁護を引き継いでほしいと依頼する人物だ。

 「具合が悪そうだと見受けられたこともあり、撮影合間に2人で昔話を語ることも多かったです」と米倉。「撮影が終わる頃に『今度うなぎを一緒に食べに行こう』と約束したのに、結局かなわず…。一緒に食べに行きたかったな…」と言葉を詰まらせた。「津川さんから『こうしなさい』と言われたことはないのですが、日々の姿勢から“作品に対する思い”と“自分らしさ”がいかに大切か、そして何よりも人生とはどういうものかを教えていただきました。そのすべてから“人間”を感じる方でした」と、感謝がこみ上げてくる。15年以上にわたり、公私共に固い絆で結ばれていた米倉と津川さん。2人の“最後の共演”をしっかりと目に焼き付けたい。

■主な登場人物(★=追加発表)
佐原卓子(さはら・たかこ)… 米倉涼子
白河球磨子(しらかわ・くまこ)… 黒木華

★小田秀子(おだ・ひでこ)…余貴美子
静岡地方検察庁の検事正。何が何でも白河球磨子を有罪にしようと目論んでおり、彼女を弁護士する佐原卓子のことも敵視する。やがて、卑劣な手段で卓子を陥れようと画策しはじめる。

★秋谷茂一(あきたに・もいち)… 板尾創路
ゴシップ記者。世間に注目される白河球磨子の生い立ちを執拗に取材し、本まで出した、食えない男。検察ともズブズブの関係。佐原卓子から言葉巧みに詰め寄られ、球磨子の“ある秘密”を漏らす。

★豊崎勝雄(とよさき・かつお)…永山絢斗
白河球磨子が博多のクラブでホステスをしていた頃に出会った興行師。球磨子のマネージャーだと名乗り、いつもニコニコしていたが、裏では球磨子と手を組んで悪事に手を染めていた!?

★野田さかゑ(のだ・さかえ)…YOU
白河球磨子の“ある秘密”の鍵をにぎる謎の女。

前田健次(まえだ・けんじ)…勝村政信
白河球磨子の元夫。家を買ってくれたら結婚すると球磨子に言われ、豪邸を購入したほど、惚れ込んでいた。今でも彼女への未練を断ち切れないでいる。

★大木暁子(おおき・あきこ)…堀田茜
かつて白河球磨子に顔を焼かれたキャバクラ嬢。今なお球磨子を恐れている。

★木下保(きのした・たもつ)… 伊武雅刀
白河福太郎の親友。福太郎と、新宿のキャバクラ嬢だった白河球磨子に、“一線を越えさせるキッカケ”を作った男。

★加藤(かとう)…平泉成
白河球磨子の裁判を担当する裁判長。冷静かつ公平に、被告側と原告側の証言に耳を傾ける。

★大貫由紀(おおぬき・ゆき)…萬田久子
美容クリニック「オオヌキ・クリニック」の院長。患者から整形被害の訴訟を起こされたが、佐原卓子に弁護してもらい勝訴。以来、卓子とは蜜月で、時価3億円のマンションをプレゼントしたとの噂もある。

★白河福太郎(しらかわ・ふくたろう)…中村梅雀
白河球磨子の夫。熱海の老舗レストラン「梅花楼」の3代目社長。前妻は12年前に亡くなり、一人息子も3年前に山で遭難死している。福太郎自身も球磨子とドライブに行った帰り、車ごと岸壁から海へ転落し、溺死。生命保険金を狙う球磨子が仕組んだ“殺人事件”だと、世間では噂されるが…!?

★原山正雄(はらやま・まさお)…津川雅彦
ベテラン弁護士。自身の体調が思わしく、入院することになったため、白河球磨子の弁護を佐原卓子に託す。庶民の感覚を決して忘れることなく、弱い者を弁護することに人生を捧げてきた男。

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