人気シミュレーションゲーム『刀剣乱舞-ONLINE-』を原案とした『映画刀剣乱舞』（来年1月18日公開）の完成披露舞台あいさつが27日、都内で行われ、主要キャストの鈴木拡樹（三日月宗近役）、荒牧慶彦（山姥切国広役）らが出席した。

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　同ゲームは、刀剣が戦士へと姿を変えた“刀剣男士”を率い、歴史を守るために戦う刀剣育成シミュレーションゲーム。これまでに、アニメ、ミュージカル、舞台などの多くのメディアミックスを展開している。

　映画版のキャストには、鈴木らのほか、薬研藤四郎役に北村諒、へし切長谷部役に和田雅成、日本号役に岩永洋昭、骨喰藤四郎役に定本楓馬、不動行光役に椎名鯛造、そして鶯丸役の廣瀬智紀ら、舞台を中心に活躍する若手俳優たちが名を連ねる。この日は、舞台衣装からガラリと印象を変えて、タキシード姿で劇場に敷かれたレッドカーペットを闊歩した。

　キャストが一堂に会すると、劇場は拍手と黄色い歓声に包まれた。先陣を切った鈴木が「緊張する」と照れ笑いを浮かべると、荒牧も「タキシードを着る機会なんて、なかなかないからね」と興奮気味。“藤四郎兄弟”のおそろいルックにファンが沸くなか、白のタキシードでビシッと決めた荒牧は「紅白、先取り!?」と共演者から総ツッコミを受けていた。

　映画の主題歌は、西川貴教と布袋寅泰がタッグを組んだ「UNBROKEN（feat. 布袋寅泰）」。公開への期待感をさらに高める強力タッグに鈴木は「誰が歌ってくれるのか予想してたけど、驚きました。ロックなメロディが流れて、映画だということをより実感しました」と感激しきりだった。

　また、レコーディング秘話について耶雲哉治監督は「西川さんが映画を気に入ってくれたみたいで『次回作があるなら刀剣男士になりたい』と。多分、短パンだと思います。それくらいノリノリで作っていただきました」と明かして、劇場を沸かせていた。