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白石隼也、ドラマで女装に初挑戦「逃げちゃいけないと思った」

 俳優の白石隼也(28)が27日、福岡市内で、NHK福岡放送局が制作するドラマ『福岡美人がゆく!』のクランクアップを迎え、共演者とともに会見を行った。

NHK福岡放送局が制作するドラマ『福岡美人がゆく!』がクランクアップ。(左から)清人、梅田彩佳、奈緒、白石隼也(C)NHK

NHK福岡放送局が制作するドラマ『福岡美人がゆく!』がクランクアップ。(左から)清人、梅田彩佳、奈緒、白石隼也(C)NHK

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 同ドラマは、「平成の福岡女子」をテーマに、平成のはじめに生まれ、まもなく30歳を迎える3人の男女を軸に、福岡で、それぞれがそれぞれの“今”を精一杯生きている姿を描く。高校を卒業するとともに上京していた主人公・稲村築子(奈緒)は、父親が倒れたという知らせを受け、福岡に帰ってくる。高校時代の友人の山田耕助(白石)、塚野穂波(梅田彩佳)とも再会を果たすが、あるきっかけからそれぞれが抱える個人的な問題が徐々に明らかになっていく。

 白石が演じる山田は、ストーリー上、高校時代、体育祭で応援団長も務めたみんなのアイドルだったが、今は福岡のショーパブで“女性”ダンサーをしている。「この格好(女装)で終わるのは嫌なんですけど(笑)」と、おどけながらも、「僕自身も初めてこういう女装する役をやって、非常に難しかったです。脚本を読んだ時点で僕にはできないんじゃないかなって思ったぐらい。でもここで逃げちゃいけないと思って挑戦しました」と、胸の内を吐露。

 「迷うこともあったんですが、奈緒ちゃんがしっかりリアクションを返してくれたことで、山田をそこにいさせてくれたというか、そうやって役ができていったと思います。この3人はすごくいいバランスだったと思うし、スタッフさんにも恵まれて、またこのメンバーでやりたいなと思います。『2』を作るとか…ないとは思うんですけど(笑)、また何かやれたらいいなと思います」と、共演者やスタッフに感謝しきりだった。

 主演の奈緒(23)も「私が築子の29歳という年齢の葛藤を表現できるのか、最初は不安でした。でも年上の梅田さんと白石さんが優しく迎え入れてくれたことで、楽しく撮影することができました」と感謝。「本当にいろんなことがあって一言ではまとめられないんですが、今日最後の結婚式のシーンで、穂波(梅田)がウエディングドレスを着て現れたとき、本当にみんながうれしそうな顔をしていて、こんなに多幸感のあるラストはないなと思いながら撮影しました。とても楽しい現場だったなと思います」と、撮影で過ごした日々をかみしめていた。

 梅田(29)は、「私自身、ドラマに出る経験がまだそこまで多くなくて、2人(奈緒さんと白石さん)にいろんなことを教えてもらいながら今日のクランクアップを迎えることができました。温かいキャスト・スタッフのみなさんに囲まれてすごく幸せな撮影でした。放送日がとても楽しみです」とコメント。

 穂波の婚約者・高橋真澄を演じるバッドボーイズ清人は「僕は実質2日ぐらいしか顔を出していないので、まだ感情が追い付いていません(笑)。お三方の感想がすべてだと思います」と話していた。

 同ドラマに、福岡県出身で、『女子高生ミスコン2017−2018』で、応募総数約30万の中からグランプリに選ばれた“日本一かわいい女子高生”福田愛依。福岡を拠点に活動するポップビートバンド・図鑑のボーカル&ギター、平山カンタロウ。2人の出演も追加発表された。

 放送は、2019年3月1日(後7:30)、九州沖縄地方の総合テレビにて(※放送日時は変更になる場合あり)。

関連写真

  • NHK福岡放送局が制作するドラマ『福岡美人がゆく!』がクランクアップ。(左から)清人、梅田彩佳、奈緒、白石隼也(C)NHK
  • お色直ししてきた白石隼也(右)(C)NHK
  • NHK福岡放送局が制作するドラマ『福岡美人がゆく!』がクランクアップ。(左から)清人、梅田彩佳、奈緒、白石隼也(C)NHK
  • NHK福岡放送局が制作するドラマ『福岡美人がゆく!』がクランクアップ。(左から)清人、梅田彩佳、奈緒、白石隼也(C)NHK
  • NHK福岡放送局が制作するドラマ『福岡美人がゆく!』がクランクアップ。(左から)清人、梅田彩佳、奈緒、白石隼也(C)NHK

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