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映画『惡の華』2019年秋公開決定 主演は伊藤健太郎

 俳優・伊藤健太郎が映画『惡の華』(2019年秋公開)で主人公・春日高男を演じることが5日、明らかになった。さらに主要キャストとして、玉城ティナ飯豊まりえ秋田汐梨の出演も発表された。

映画『惡の華』主要キャストを務める(左から)飯豊まりえ、伊藤健太郎、玉城ティナ、秋田汐梨 (C)2019映画『惡の華』製作委員会

映画『惡の華』主要キャストを務める(左から)飯豊まりえ、伊藤健太郎、玉城ティナ、秋田汐梨 (C)2019映画『惡の華』製作委員会

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 原作漫画は累計発行部数300万部を記録しており、『このマンガがすごい!2011』オトコ編10位にランクイン、『マンガ大賞2012』にもノミネートされるなど高い評価を獲得している。「絶望」をテーマに主人公の鬱屈した青春と行き場のない衝動を描き、その過激なストーリーがティーン世代を中心に大きな話題を呼んだ。

 伊藤演じる春日は、中学2年のある日、誰もいない放課後の教室で、クラスのマドンナ佐伯奈々子(秋田)の体操着をつかんで逃げ出してしまう。後日、クラスの変わり者、仲村佐和(玉城)に見られていたことが発覚。佐和から「秘密をばらさない代わりに私と契約しよう」と言われ、2人の奇妙な共犯関係が始まっていく。 そして、今回、高校時代を初の映像化。春日はお互い文学が好きなことをきっかけに常磐文(飯豊)と交流を深めていく。

■キャストコメント

【伊藤健太郎】
思春期は誰もが通ってきた道だと思います。ただ、誰と出会ってきたか、どんなものを見たか、どんなものを読んだかでその先の道が決まっていくと思います。その道はたくさんあって、何かに反発したり春日のような人がいたり。春日を理解するのは難しいかもしれません。ただ、誰もがどこかに共感は出来ると思うんです。『惡の華』を観た大人の方にはこういう思春期があったなと思い出して欲しいですし、まだ思春期を迎えていない人達にもこの映画がどう映るのかが非常に楽しみです。 

【玉城ティナ】
10代から20代の短い時期に感じた感情や気持ちは、これからの人生において色褪せてほしくないし色褪せるべきでもないと思います。その時に得た感情をマイナスに捉えるだけではなく、その時期の感情を否定せずにいてほしい。『惡の華』を観て、この作品に光る共通のものを皆さんが見つけてくれたらいいなと思います。

【秋田汐梨】
私は今高校生で今回の登場人物達に年齢が一番近いのですが、自分の学生生活とは全然違うので初めは戸惑いました。仲村さんの事は全然わからない!笑 この映画は迫力のあるシーンがたくさんあって、私自身も挑戦的なシーンが多かったので大変でした。自分の中学生時代と比較して見てもらえると面白いかなって思います!あ、あと監督がふわふわしていて癒されました!

【飯豊まりえ】
私はこの作品に出会って凄く衝撃を受けました。人それぞれの思春期だったり環境だったりでこの作品は見方が変わるなって思っています。誰しもが本来持っている、内に秘めている部分と普段は見せない部分を思い出させてくれる作品だと思います。この映画を観た人が、それぞれの惡の華を語り合ってくれたらいいなと思っています。

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