女優でモデルの南沙良（16）が、松坂桃李主演の映画『居眠り磐音』（5月17日公開）に出演し、初の時代劇に挑戦する。

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　同作は、全著作の累計発行部数が6300万部を超える、作家・佐伯泰英氏のエンターテインメント時代小説が原作。「居眠り磐音」は、51巻を数える一大シリーズで、累計発行部数2000万部を突破した、佐伯氏の代表作で“平成で最も売れている時代小説シリーズ”と称され、佐伯氏にとって、最高傑作にして初の映画化作品。

　物語は江戸を舞台に、2人の友人を失い、許婚を残したまま脱藩した、主人公・坂崎磐音（松坂）が、昼間はうなぎ屋で働き、夜は両替屋の用心棒として悪と戦うさまを描き出す。監督は、『超高速！参勤交代』『空飛ぶタイヤ』などの本木克英氏が務め、脚本は、大河ドラマ『平清盛』や、時代劇『ちかえもん』の脚本を手掛けた藤本有紀氏が担当。

　南は、松坂演じる、坂崎磐音の妹として、兄を心から慕う純真な娘・坂崎伊代役。芳根京子演じる、磐音の許嫁（いいなずけ）である奈緒とも仲が良く、磐音の不在中に奈緒らに起きた出来事を目撃していたことから、とある真実が明らかになっていく。