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比嘉愛未、初の女剣士役 北大路欣也『剣客商売』3年ぶり12・21放送

 時代小説の巨匠、池波正太郎の代表作『剣客商売』を、俳優・北大路欣也主演で単発ドラマ化した時代劇シリーズの第5弾となる新作『剣客商売 手裏剣お秀』が、前作から3年ぶりにフジテレビ系で12月21日(後9:00〜11:12)に放送される。本作には、女優・比嘉愛未が、自身初の“剣士役”で出演。

3年ぶりの新作は『剣客商売 手裏剣お秀』12月21日、フジテレビ系で放送。北大路欣也、比嘉愛未の出演が発表された(C)フジテレビ

3年ぶりの新作は『剣客商売 手裏剣お秀』12月21日、フジテレビ系で放送。北大路欣也、比嘉愛未の出演が発表された(C)フジテレビ

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 江戸時代屈指の剣の達人であり、剣を世渡りの手段(商売)としながら、軽妙洒脱(しゃだつ)に生きる秋山小兵衛(あきやま・こへえ)の人生と事件を描く本作。比嘉が演じる女剣士・杉原秀(すぎはら・ひで)は、一刀流の道場を開く杉原左内(すぎはら・さない)の娘であり、根岸流の手裏剣の達人。過去の『剣客商売』(主演:藤田まこと、2001年6月5日)では、遊井亮子が演じた。

 比嘉は、2005年映画『ニライカナイからの手紙』で女優デビューし、07年前期連続テレビ小説『どんど晴れ』(NHK)のヒロインに抜てきされて、世間に広く認知されるようになった。その翌年には、現在まで続く人気ドラマ『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』(フジテレビ)のファーストシーズン(08年7月期)、セカンドシーズン(10年1月期)、サードシーズン(17年7月期)に出演し、知名度を上げている。

 時代劇は、09年の大河ドラマ『天地人』(NHK)では、菊姫役で起用され、ほかにも、『濃姫II〜戦国の女たち』(テレビ朝日、13年)、『石川五右衛門』(テレビ東京、16年10月期)など、さまざまな時代劇にも出演してきたが、全て正室などの“姫役”ばかりで、今回、初めての“剣士役”ということで、袴(はかま)姿での所作も初披露となる。

 秀は、父親を亡くして以降、道場を引き継ぎ地元の町人や農夫に剣術を教える師範として慕われていた。しかし、ある日道場に乗り込んできた旗本の子息たちを返り討ちにしたことから、いわれのない復讐(ふくしゅう)の対象とされてしまう。さらに、別の浪人たちからも命を狙われることに…。危険な状況にある秀を守るため、秋山は彼女の元を訪れ、そこから2人の間で交流が生まれていく。女ひとりで道場を守る重責に強がっていた秀が、小兵衛との出会いで少しずつ素直になり解放されていく様は、『剣客商売』という時代劇でありながらも、人間味あるストーリーを感じさせる見どころのひとつとなる。

 番組後半、複数の男に取り囲まれても女一人で戦う、比嘉の初となる剣さばき、そして苦戦しながらも何度も練習を繰り返して本番に臨んだという手裏剣さばきをにも注目だ。比嘉は「私自身まだ短い役者人生ですけど、初めてのことがたくさんあって楽しかったです。30代を越えても、このような初めてのドキドキワクワク感を味わえることはあまりないと思うので、今回この作品に出会えたご縁だと感謝しています」と話していた。

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  • 3年ぶりの新作は『剣客商売 手裏剣お秀』12月21日、フジテレビ系で放送。北大路欣也、比嘉愛未の出演が発表された(C)フジテレビ
  • 自身初のシーンに挑戦する比嘉愛未(C)フジテレビ
  • 3年ぶりの新作は『剣客商売 手裏剣お秀』12月21日、フジテレビ系で放送。自身初のシーン比に挑戦する比嘉愛未(C)フジテレビ

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