すでに世界各国で大ヒットしている“ハリー・ポッター魔法ワールド”最新作『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』（23日公開）の「ワールドツアーファイナルプレミアin JAPAN」が21日、東京・六本木ヒルズアリーナで開催された。会場は、100人を超える報道陣、そして約1000人のファンが集まりおおいに盛り上がった。

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　同映画の主人公、魔法動物＜ビースト＞を愛するニュート役のアカデミー賞受賞俳優エディ・レッドメイン（2年ぶり4回目の来日）、シリーズ屈指の人気キャラクター、ダンブルドア先生役のジュード・ロウ（6年半ぶり8回目）はじめ、主要キャラクターを演じたキャスト6人が来日。21日から公開初日の23日までの3日間、ファンにはたまらない来日キャンペーンが繰り広げられる。

　レッドカーペットが敷かれた会場にまず、日本人ゲストたちがやって来て、会場の空気をあたためた。登場順に、宮野真守（日本語吹き替え版ニュート役）＆森川智之（日本語吹き替え版ダンブルドア役）、高橋愛、ダンテ・カーヴァー、Spindle、大関れいか、小関裕太、そして、ハリー・ポッター魔法ワールドアンバサダーの桐谷美玲が真紅のドレスで登場。

　そして、エディ、ジュード、アリソン・スドル（クイニー役）、クローディア・キム（ナギニ役）ダン・フォグラー（ジェイコブ役）、キャサリン・ウォーターストン（ティナ役）が順次、会場に到着。キャストの名前を呼ぶ声が飛び交う中、時間の許す限りメディアの取材やファンサービスに応じた。

　レッドカーペットセレモニーの後には、桐谷とファンタスティック・ビースト公式アンバサダーの芦田愛菜が登壇し、キャスト6人を出迎えた。エディは「こんにちは！」と日本語で言った後、「東京に来れて興奮しています。2年間秘密にしていた、新作の秘密をやっと日本の皆さんに放つ時が来ました！　日本のファンの皆さん最高です！」と呼びかけた。

　キャサリンもエディと同様に「みんな大好き」と日本語であいさつ。「今回も戻ってくることができて心から喜んでいます。いつものように皆さんに温かく歓迎していただいて感動しています」と、2年ぶりに日本に本作のプロモーションで戻ってくることが出来た喜びを明かした。

　本作でニュートとティナの関係がどうなるか、気になっているファンも多いはず。MCにその点について問われるとキャサリンは「シーッ！」とかわいらしいリアクションをしながら「J.K.ローリングがニュートとティナの結婚までの美しい旅路を、時間をかけて共有してくれると思います」と、一足飛びにはいかないよう。エディは「この映画の中で、ニュートがちょっとした遊び心でティナを誘います。奇妙なやり方なので、楽しみにしてください」と付け加えた。

　今回の映画からシリーズに参加したジュードは「キャストやチームが温かく迎え入れてくれた。ファンタビの世界に入れることは人生の中のハイライトに入ったと思う。僕はここまでとは知らなかった、魔法ワールドのファンの情熱が世界中でこんなにも熱いなんて。特に日本はすごい」とご機嫌な笑顔。「コスプレをしている人が多いんですけど、次回はダンブルドアのヒゲを生やしてください、今から生やせば間に合います」と冗談混じりに語って、ファンを喜ばせていた。

　来日キャストは、22日に都内で「スペシャルファンナイト」、23日には初日舞台あいさつにも登壇する。

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