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後藤久美子が女優復帰 突き動かした山田監督の“執念”

 女優の後藤久美子(44)が31日、都内スタジオで行われた映画『男はつらいよ 50 おかえり、寅さん』(来年12月27日公開)の制作発表記者会見に出席。今作で23年ぶりに女優復帰する後藤は、決断の裏に山田洋次監督(87)からの“ラブコール”があったことを明かした。

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 倍賞千恵子(77)、前田吟(74)、吉岡秀隆(48)、夏木マリ(66)、浅丘ルリ子(78)らおなじみの顔ぶれと並び「皆様、ご無沙汰しております」と笑顔であいさつした後藤。久々のドラマ会見ながらリラックスした様子でマイクを持つと「また山田組に呼んでいただくことができて、とても光栄でうれしい気持ちです。現場では、敬愛する渥美清さんに思いを馳せながら、撮影を続けております」。当時のスタッフも多く参加しており、文字通りアットホームな現場の空気感が垣間見えた。

 後藤が演じるイズミ・ブルーナ(旧作では及川泉)は、諏訪満男(吉川秀隆)の初恋相手。一度は結婚の約束までしたが、両親の離婚後にオランダへ渡り、難民問題に興味を持ち、UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)職員となる。新作では、既婚で2児の母となり、仕事で来日した際に、思いがけず満男と再会を果たす。

 女優休止期間中も多くのオファーが舞い込んでいた。それでも首を縦に振らなかった後藤が、出演を決意したきっかけは、スイス・ジュネーブの自宅に届いた山田監督からの手紙だったという。

 「『こういう作品を作りたい。君が必要だ。どうにか考えてもらえないか』と。その長いお手紙を読んで、作品に対する大きな愛情と、今作への情熱をヒシヒシと感じて、お手紙を読み終わるころには私が考慮する権利すらないと思えた」。強く胸を打たれた後藤は「山田監督から呼び出されたら、二つ返事で向かうんです」と快く快諾した。

 久しぶりの女優業については「とても不思議な感覚を味わっている」と、ブランクすらも楽しんでいる様子。「ほんのちょっとお暇して、また戻ってきて『おかえり、ただいま』というような。あの当時のスタッフの方もいらっしゃるので、とても温かく迎え入れていただいて、とても心地よい現場です」と話していた。

 1969年に第1作が公開され、渥美清さん主演で49作(97年)まで続いた不朽の名作『男はつらいよ』。誕生50周年を記念した新作には、シリーズ全49作を4Kデジタル修復した映像と、新たに撮影される映像が使用される。



関連写真

  • 映画『男はつらいよ 50 おかえり、寅さん』の制作発表記者会見に出席した後藤久美子
  • 映画『男はつらいよ 50 おかえり、寅さん』の制作発表記者会見に出席した(左から)後藤久美子、吉岡秀隆 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『男はつらいよ 50 おかえり、寅さん』の制作発表記者会見に出席した(左から)倍賞千恵子、前田吟、浅丘ルリ子、山田洋次監督、夏木マリ、後藤久美子、吉岡秀隆 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『男はつらいよ 50 おかえり、寅さん』の制作発表記者会見に出席した後藤久美子 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『男はつらいよ 50 おかえり、寅さん』の制作発表記者会見に出席した山田洋次監督 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『男はつらいよ 50 おかえり、寅さん』の制作発表記者会見に出席した吉岡秀隆 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『男はつらいよ 50 おかえり、寅さん』の制作発表記者会見に出席した前田吟 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『男はつらいよ 50 おかえり、寅さん』の制作発表記者会見に出席した倍賞千恵子 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『男はつらいよ 50 おかえり、寅さん』の制作発表記者会見に出席した夏木マリ (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『男はつらいよ 50 おかえり、寅さん』の制作発表記者会見に出席した浅丘ルリ子 (C)ORICON NewS inc.

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