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坂口健太郎『世にも奇妙な物語』初主演 密室サスペンス劇に挑む

 俳優の坂口健太郎が11月10日放送のフジテレビ系土曜プレミアム『世にも奇妙な物語 ’18秋の特別編』(後9:00)内の『脱出不可』で、同シリーズ初出演にして初主演を果たすことがわかった。突如コンクリートの狭い部屋の中に閉じ込められた主人公の志倉真司を演じる坂口は「必ずしもポジティブな感覚ではないかもしれませんが、負荷をかけて見ていただいた方が、より一層物語を面白く感じていただけるんじゃないかなと思います」と呼びかけている。

11月10日放送の土曜プレミアム『世にも奇妙な物語 ’18秋の特別編』に主演する坂口健太郎 (C)フジテレビ

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 ある日、目を覚ました出版社編集部勤務の真司は、コンクリートの狭い部屋の中にいた。喉の渇きを癒やそうとドアの方へ向かうが、施錠されていて外に出ることができない。ドアをたたいても応答はなく、なぜか携帯電話も時計も見当たらない。途方にくれていると突然、部屋の中にある4つのモニターが起動。1つには真司自身の姿、その他のモニターには真司と同じ境遇の男女3人がそれぞれの部屋で困惑する様子が映し出される。モニターに表示されたのは『三重にかけられたロックナンバーを見つけ出し脱出せよ』の文字。どうやら4つのモニターに映っている映像は、インターネットを通じて不特定多数の人に閲覧されているようで…。

 ふと、“視聴数を稼ぎ、視聴者からヒントを集めることで突破口を見つけられるかもしれない”とひらめいた真司は、視聴者の力を借りながら脱出を試みる。一体、なぜ真司は密室に閉じ込められてしまったのか。そして脱出ゲームの主犯は何者なのか。その理由が明らかになったとき、予期せぬ結末へとストーリーが転がり出していく。

 脚本について坂口は「SNSの怖さを感じる作品になっていると思いますが、実際、誰の身に起きたとしてもおかしくない話だと思うんです。心のどこかで他人事を客観視したり、自分と距離をあけてしまったり…。そういった現代に生きる人の行動心理を表現した作品ですので、視聴者の方がリアリティを感じてくださったらこの作品として成功なのかなと思います」とテーマを読み解く。

 密室に一人きりで閉じ込められるというシチュエーションでの撮影は「演じる難しさを感じました」と苦戦することも。「モニターの向こう側に相手はいるんですけど、目の前にいないという感覚が不思議で。主人公と一緒に視聴者の方にもストレスを感じながら見て欲しいと思いますし、そのためにも臨場感やスリル感をどうやったら表現できるか、試行錯誤しながら演じました。狭い密室の中で動けるスペースは当然限られるので、その分、表情や身振り手振りだけなく、いろんな表現の仕方を駆使しなければいけないなと思いました」と視聴者がハラハラ・ドキドキを追体験できるよう、こだわりながら熱演した。

 編成企画の渡辺恒也氏は、劇中では全編でほぼ一人芝居となる坂口の芝居について「鬼気迫る迫真の演技を繰り広げています」と太鼓判。「謎に満ちた密室から命がけで脱出を図る青年がたどり着く先には、衝撃的な真相が待っています。あまり日本のテレビドラマでは見ることができないサスペンスフルなストーリーになったと思います」と手応えをにじませている。

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