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平祐奈、ALS患者の難役演じる 白濱亜嵐とW主演『10万分の1』

 ダンス&ボーカルグループ・GENERATIONS from EXILE TRIBEの白濱亜嵐、女優の平祐奈によるダブル主演で、宮坂香帆氏の人気漫画『10万分の1』(小学館 フラワーコミックス刊)を実写映画化することが25日、わかった。

映画『10万分の1』でW主演を務める白濱亜嵐と平祐奈 (C)宮坂香帆・小学館/映画「10万分の1」製作委員会

映画『10万分の1』でW主演を務める白濱亜嵐と平祐奈 (C)宮坂香帆・小学館/映画「10万分の1」製作委員会

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 白濱が演じる高校生・桐谷蓮は、剣道部所属のイケメン男子。平演じる剣道部マネージャー・桜木莉乃とは、中学時代からの友人で互いに意識する関係。自分の性格も身体も好きになれず、気後れしてばかりだった莉乃だが、蓮からの思いがけない告白を受け、交際に発展する。

 順風満帆な日々を過ごすなか、やがて莉乃は、難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)を患ってしまう。残酷な運命が2人の恋も友情も加速させていく…。監督は、『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』の三木康一郎が務める。

 スポーツマンのモテ男を演じる白濱は「部活に仲間に恋にと、全ての学生生活に対して全力で真っ直ぐなキャラクターだと感じています。その中でも特に莉乃への愛情は強く、その莉乃への想いをしっかりとスクリーンを通しても伝えられるように努力していきたいと思います」と気合十分。

 難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)を患うヒロインを演じる平は「いろんな不安もありますが、また新たな挑戦に楽しみでもあります」と期待と不安が入り混じりながら「難病という大きな悩みを抱え、いろんな感情との葛藤がありますが、17歳の女の子の真っすぐな想いを丁寧に伝えられるよう、全身全霊で頑張ります」と意気込んでいる。

 メガホンを取る三木監督は「ALSという病気に向き合って闘っていく若い2人の姿に心動かされました」と原作へのリスペクトを語る。映像化にあたって「リアリティ」を重要視し「原作の淡い部分や、青春の要素をしっかり踏まえながらも、やはり病気と向かう心を深く、そして繊細に描いていきたいと思っています」と話した。

 すでにクランクインをしており、三木監督は「現在ALSという病気と闘っていらっしゃる方々に胸を張って見ていただける作品にしたい。そして、少しでも彼らの力になる作品にしたい。そんな気持ちで撮影に臨んでいます。今回、『10万分の1』で、少しでもたくさんの人にALSという病気を知ってもらい、少しでも社会の理解が増えることを願っています」と並々ならぬ思いをにじませた。

関連写真

  • 映画『10万分の1』でW主演を務める白濱亜嵐と平祐奈 (C)宮坂香帆・小学館/映画「10万分の1」製作委員会
  • 『10万分の1』9巻書影(C)宮坂香帆・小学館
  • 白濱亜嵐が演じる桐谷蓮 (C)宮坂香帆・小学館/映画「10万分の1」製作委員会
  • 平祐奈が演じる桜木莉乃 (C)宮坂香帆・小学館/映画「10万分の1」製作委員会

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