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北川景子、フェイクニュースに立ち向かう記者を熱演 強い女性は「十八番」

 女優の北川景子が11日、東京・渋谷のNHKで自身が主演する土曜ドラマ『フェイクニュース』(前編20日・後編27日 ともに後9:00〜)の試写会に出席。NHKでは大河ドラマ『西郷どん』で天璋院篤姫を演じ、本作ではフェイクニュース騒動に立ち向かう、大手新聞社からネットメディアに出向してきた記者・東雲樹(しののめ・いつき)を演じる。どちらも「強さという部分で共通性があるかな」という気づきの中で、改めて「弱々しい役を演じたことがなくて、毎回、毎回、わりかし強めの役が多くて、十八番といったところだったかも」と、にっこり自信をのぞかせた。

ドラマ『フェイクニュース』の試写会に出席した北川景子 (C)ORICON NewS inc.

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 『フェイクニュース』は北川にとってNHKドラマ初主演作となる。記者を演じるにあたり、「この仕事をはじめて15年、記事に取り上げていただくことはあっても、記者役は初めてで、書く側の気持ちをこれまで考えたこともなかった。これまでに取材をしてくれた記者の方々はどんな感じだったか、を振り返って役作りに生かそう」としたのだが、「服装も、切り口も、スタンスも、人によって全然違う」という結論に至り、脚本と向き合うことに。

 「ネットメディアの中で記者の使命とは何か、ということを考え、凛々しくブレずに生きている芯の強い女性だと思いました。肉体的にも非常に強い女性になっております」とアピールした。

 「肉体的にも強い」とは、痴漢などから身を護るために子どもの頃からテコンドーを習っていた、という設定があり、傘で威嚇(いかく)してきた相手の傘を足蹴りにするシーンなども。会見には脚本を執筆した野木亜紀子氏も同席し、「プロットを書いている途中で、北川さんが演じてくださることが決まり、主人公は美人記者にしよう、北川さんならテコンドーもいけそうかな?と、思って」とぶっちゃけると、「大変、苦労いたしました」とひと言告げていた。

 『逃げるは恥だが役に立つ』『アンナチュラル』など、ヒットドラマを連発している野木氏も初めてNHKのドラマの脚本をゼロからオリジナルで書き下ろした。「メディアを題材としたドラマを作りたいと思っていたなか、いまやるならフェイクニュースがいいんじゃないか、とやりたくて書き始めたんですが、とっても大変で何度この題材に手を出したことを後悔したことか。リアリティーとエンターテインメントのバランスのせめぎ合いの中、時間をかけて作ったので脱稿したときは本当にホッとしましたし、つらかったけど書いてよかったと思いました」と話していた。

 北川も「時代にぴったりなホットなテーマ」「あて書きしてくださったのかな、と感じる脚本で、演じていて楽しかったです。いい経験になりました」と野木氏とのタッグに充実感をにじませていた。

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