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俳優の綾野剛が主演するテレビ朝日系木曜ドラマ『ハゲタカ』(毎週木曜 後9:00)。外資系企業再生ファンドの鷲津政彦(綾野)が、破綻しかけた企業に買収を仕掛け、再生を促していく物語。銀行や企業の経営者たちは、自分たちのことは棚上げにして、鷲津を「外資のハゲタカ」と罵るところがトリガーになっており、鷲津がズバッと一刀両断、言い返すシーンが見どころだ。主人公が決めぜりふを言う『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』とは逆パターン。その分、鷲津を通して、さまざまなメッセージが語られていく。 第1話では、大手銀行のひとつである三葉銀行が、回収困難な不良債権を投資会社に一括でまとめ売りする“バルクセール”で手中に収めた債務者(六角精児)から怒号を浴びせられた際には、「我々をハゲタカと呼ぶなら、自分が食い荒らされるだけの腐った肉だということを自覚しろ。あんたに被害者ヅラする資格はない。銀行から甘い汁を吸って放漫経営を続けた結果がこのザマだ。バブル景気に浮かれ、過剰融資に溺れ、目先の欲に目がくらんだ。日本をここまで腐らせたのは、あんたのような無能な経営者だ」と、バッサリ。

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  • 木曜ドラマ『ハゲタカ』第1話(7月19日放送)より。債務者作(六角精児)と鷲津政彦(綾野剛)の白熱シーン(C)テレビ朝日
  • 第1話(7月19日放送)より。芝野健夫(渡部篤郎)と沼田透(藤本隆宏)はまだまし?(C)テレビ朝日
  • 三葉銀行常務取締役の飯島亮介(小林薫)と芝野健夫(渡部篤郎)も近かった(C)テレビ朝日

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