女優の長谷川京子がテレビ東京系ドラマBiz『ラストチャンス 再生請負人』(16日スタート、毎週月曜 後10:00)で、“理想の妻”を演じている。江上剛氏の同名小説(講談社文庫)が原作。「会社の再生(再建)と人の再生」をテーマに、第一線で活躍していた銀行マンが、長年勤めた銀行の合併を機に人生を見つめ直し、転職を決意。異業界で会社再建に奮闘する波乱万丈な日々をドラマチックに描く。
主人公・樫村徹夫役で主演するのは、俳優の仲村トオル。樫村は、大手都市銀行に勤めていたが、財閥系銀行との合併を機に、中華やイタリアンなどさまざまな業態を展開する飲食フランチャイズ企業「デリシャス・フード」のCFO(最高財務責任者)へ転身。しかし、「デリシャス・フード」の経営状態は芳しくなく、就任早々、ピンチの連続に見舞われる事に。
そんな樫村の妻、明子を演じるのが長谷川。樫村とは職場結婚で2人の子どもがいる設定。銀行合併で先行きが見えない中、転職した夫を心強く支え、いざという時に頼りになるしっかり者。「明子は名前の通り明るく、人の気持ちや空気を読める、私が男性だったら妻にしたいと思う最高の女性だと思います」と話す。
2児の母でもある長谷川と明子には、共通点も多そうだが、首を大きく横に振った。「明子は家庭円満であるためにどうすればいいのか、という考え方が明確。夫のため、子どもたちのため、ひいては自分の幸せにもなる、ということがわかっている賢い女性。現実の私は未熟でこんなせりふは言えないなと思いつつも、明子から学ぶことがたくさんありました」。
経済を題材にしたドラマは、とっつきにくいと思う人もいるかもしれないが、明子が出てくるシーンはその緩衝材となってくれるに違いない。さらに、樫村が転職する「デリシャス・フード」のような飲食フランチャイズ企業は、コンビニエンスストアやファストフード店、ファミリーレストランなど、身近にあふれていることを指摘し、「フランチャイズの仕組みや、もうかったり、もうからなかったりするからくりが、このドラマを見ているうちにわかってくると思うんです。当たり前にある身近なものの裏側を知ることができるって、それだけでも面白いと思う」と、視聴を呼びかけた。
最近の出演作を見ると、努めて振り幅の大きな役を演じているようにみえる。『シグナル 長期未解決事件捜査班』(カンテレ)では刑事たちを翻弄する女児誘拐殺人事件の真犯人、ドラマスペシャル『探偵物語』(テレビ朝日)では開けっぴろげで男にだらしない殺人事件の重要参考人、といった“悪女”を演じたかと思えば、『彼氏をローンで買いました』(dTV×FOD)では、コンビニの雇われ店長をしているシングルマザー役で、化粧っ気のない姿が話題に。放送中のドラマ『バカボンのパパよりバカなパパ』(NHK)では赤塚不二夫の最初の妻をファンキーに演じている。
「いままでやったことがないような役をいただけるのが、本当にうれしいです。私としては、できない役はないと思っていて、オファーをいただいたらできるだけ受けたいですし、引き受けた以上はオファーをしてくださった方々の期待に応えるのはもちろん、期待を超えてびっくりしてもらいたい。その先に、観客の皆さんの驚きもあったらうれしいですね」と笑顔を見せていた。
主人公・樫村徹夫役で主演するのは、俳優の仲村トオル。樫村は、大手都市銀行に勤めていたが、財閥系銀行との合併を機に、中華やイタリアンなどさまざまな業態を展開する飲食フランチャイズ企業「デリシャス・フード」のCFO(最高財務責任者)へ転身。しかし、「デリシャス・フード」の経営状態は芳しくなく、就任早々、ピンチの連続に見舞われる事に。
そんな樫村の妻、明子を演じるのが長谷川。樫村とは職場結婚で2人の子どもがいる設定。銀行合併で先行きが見えない中、転職した夫を心強く支え、いざという時に頼りになるしっかり者。「明子は名前の通り明るく、人の気持ちや空気を読める、私が男性だったら妻にしたいと思う最高の女性だと思います」と話す。
2児の母でもある長谷川と明子には、共通点も多そうだが、首を大きく横に振った。「明子は家庭円満であるためにどうすればいいのか、という考え方が明確。夫のため、子どもたちのため、ひいては自分の幸せにもなる、ということがわかっている賢い女性。現実の私は未熟でこんなせりふは言えないなと思いつつも、明子から学ぶことがたくさんありました」。
経済を題材にしたドラマは、とっつきにくいと思う人もいるかもしれないが、明子が出てくるシーンはその緩衝材となってくれるに違いない。さらに、樫村が転職する「デリシャス・フード」のような飲食フランチャイズ企業は、コンビニエンスストアやファストフード店、ファミリーレストランなど、身近にあふれていることを指摘し、「フランチャイズの仕組みや、もうかったり、もうからなかったりするからくりが、このドラマを見ているうちにわかってくると思うんです。当たり前にある身近なものの裏側を知ることができるって、それだけでも面白いと思う」と、視聴を呼びかけた。
最近の出演作を見ると、努めて振り幅の大きな役を演じているようにみえる。『シグナル 長期未解決事件捜査班』(カンテレ)では刑事たちを翻弄する女児誘拐殺人事件の真犯人、ドラマスペシャル『探偵物語』(テレビ朝日)では開けっぴろげで男にだらしない殺人事件の重要参考人、といった“悪女”を演じたかと思えば、『彼氏をローンで買いました』(dTV×FOD)では、コンビニの雇われ店長をしているシングルマザー役で、化粧っ気のない姿が話題に。放送中のドラマ『バカボンのパパよりバカなパパ』(NHK)では赤塚不二夫の最初の妻をファンキーに演じている。
「いままでやったことがないような役をいただけるのが、本当にうれしいです。私としては、できない役はないと思っていて、オファーをいただいたらできるだけ受けたいですし、引き受けた以上はオファーをしてくださった方々の期待に応えるのはもちろん、期待を超えてびっくりしてもらいたい。その先に、観客の皆さんの驚きもあったらうれしいですね」と笑顔を見せていた。
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2018/07/16