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高杉真宙、俳優業は「天職であってほしい」 飯塚健監督も期待

 俳優の高杉真宙(22)が13日、都内で行われた映画『虹色デイズ』(公開中)のトークイベントに出席。メガホンととった飯塚健監督(39)と共に撮影を振り返り、自身の俳優論も語った。

映画『虹色デイズ』トークイベントに出席した(左から)高杉真宙、飯塚健監督 (C)ORICON NewS inc.

映画『虹色デイズ』トークイベントに出席した(左から)高杉真宙、飯塚健監督 (C)ORICON NewS inc.

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 同作は、水野美波氏の同名漫画を映画化。たった一度だけの青春を駆け抜ける、ちょっとおバカでお騒がせな男子高校生4人の友情と恋を描く。

 オタクでマイペースな男子高校生・つよぽんを演じた高杉は、「監督の作品は会話がきれいで、その人の人物像と関係性が見える瞬間がたくさんあるので、今回自分もそういう部分をたくさん引き出してもらえました」と振り返り、「こういう発想もあるんだってたくさん勉強もさせてもらいました」と感謝を伝えた。

 主演作『世界でいちばん長い写真』(公開中)、『君が君で君だ』(同)、長編アニメーション『君の膵臓をたべたい』(9月1日公開)では声優にも挑戦するなど、今後も活躍が続く高杉。現場での心がけについて、「役のことを理解して、どれだけその子のことを考えて、理解して、愛してあげられるかは今後もずっと必要だと思っています。どんなにいい子でも悪い子でも共通して続けていきたい」と持論を明かし、「その場にどれだけなじめるかも考えていて、ロケだったら散歩してみたり、スタジオだったら早くいって周りを眺めてみたりしています」と話した。

 司会からの高杉にとって“俳優という職業とは”という質問には「難問ですね」と迷いながらも、「自分が楽しくできればいいと思っています。役はもちろん作品として生きなきゃいけないけれど、役を楽しむのは自分。仕事として楽しい、自分の天職であってほしいものです」と回答。

 そんな高杉へ向けて、飯塚監督は「どんどん主演の仕事が増えてくると思うので、それだけじゃなくて『君が〜』みたいなポイントになる役もずっとやってほしいです、作品の大小も問わず。日本の映画はわかりやすくどーんとやっているのと、いつの間にか終わっていく作品が極端ですが、どっちもないと日本映画界がやばいって話をいつもしているので、またをかける存在になってほしい」と期待を込めた。

 また、前日に高杉は『君が君で君だ』のトークイベントにも登壇し、松居大悟監督とほぼ『虹色デイズ』の話をしていたことを告白。松居監督とやり取りしたという飯塚監督は「きょうは『君が〜』の話をするって言っていたんです」と明かし、クズ男を演じている高杉について、「振り幅にびっくりしました。松居大悟のクレイジーワールドにちゃんと混ざっていて、優等生役もすてきだけれど、こういう役もどんどん見たい」と感想を伝えていた。

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  • 映画『虹色デイズ』トークイベントに出席した(左から)高杉真宙、飯塚健監督 (C)ORICON NewS inc.
  • 俳優論を語った高杉真宙 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『虹色デイズ』トークイベントに出席した飯塚健監督 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『虹色デイズ』トークイベントに出席した(左から)高杉真宙、飯塚健監督 (C)ORICON NewS inc.

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