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【西郷どん】錦戸亮が本格的に登場 鈴木亮平の弟・西郷従道役

 人気アイドルグループ・関ジャニ∞錦戸亮が、きょう10日放送のNHKで放送中の大河ドラマ『西郷どん』(毎週日曜 後8:00 総合ほか)の第22回から、主人公・西郷吉之助/隆盛(鈴木亮平)の弟・西郷信吾/従道(じゅうどう)役で本格的に登場する。大河ドラマ初出演の錦戸は、昨年10月の出演者発表会見では、「初めて(の大河ドラマ)ですが、きっちり役割をはたしていけるように精一杯頑張ります」と、意気込んでいた。

大河ドラマ『西郷どん』第22回(6月10日放送)から、主人公の弟・西郷信吾/従道役で本格的に登場する錦戸亮(C)NHK

大河ドラマ『西郷どん』第22回(6月10日放送)から、主人公の弟・西郷信吾/従道役で本格的に登場する錦戸亮(C)NHK

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 第1回の冒頭、時は明治31(1898)年12月、西郷隆盛の死から21年後に建てられた、東京・上野の西郷隆盛銅像の除幕式のシーンで、「あれは旦那様ではない」と叫んだ、西郷の3番目の妻・糸と一緒にいたのが、弟の従道――錦戸だった。

 あれから5ヶ月ぶりに錦戸が登場する第22回は、奄美大島に流されていた吉之助が、3年ぶりに薩摩に帰還。国父・島津久光(青木崇高)と対面するが、斉彬が考えた上洛計画を久光が実現するのは無理だと、一刀両断してしまう。地ごろ(田舎者)扱いされた久光は激怒。一方、有馬新七(増田修一朗)たちが京で他藩の浪士たちと倒幕の狼煙(のろし)をあげようとしており、吉之助は、久光の上洛軍を下関で迎える役目を与えられていたが、その命を破り急ぎ京へ向かう。そこで、有馬の影響を受け血気にはやる弟の信吾と再会する。

 求めているキャスティングのコンセプトは、実在の人物の肖像に似ているかどうかではなく、偉大な兄を持つ弟の、相反するさまざまな感情を見出すことのできる俳優かどうか。錦戸も「鈴木亮平さんに会って早々、『俺ら、似てる?』と言われました(笑)。でも演じているうちに似てくるんじゃないかと鈴木さんと話しています」と話していたとおり、鈴木どどんな兄弟を演じていくのか、今後の見どころとなる。

 西郷信吾/従道は、西郷家の三男。血気盛んな性格で、有馬ら過激な藩士たちと伏見の寺田屋に潜伏し京都所司代暗殺を謀(はか)る。2度目の島流しから召還された兄・吉之助に従い、戊辰戦争にも従軍。明治新政府となると、隆盛は大久保らと袂(たもと)を分かつが、従道は明治政府に残り“西南戦争”で兄を追い詰める側に立つ。

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