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今田、岡村、又吉…芸能界の一大派閥「アローン会」はどこへ行く 公式コメントを一挙掲載

 どの世界にも「〇〇会」というネーミングで、それぞれの派閥を示すことがあるが、お笑い界の一大派閥「アローン会」が最近、話題を振りまいている。独身の男性芸人で結成された同会は、名誉会長の坂田利夫を筆頭に、顧問の明石家さんま、会長の今田耕司、部長の岡村隆史ナインティナイン)、部員の徳井義実チュートリアル)、又吉直樹ピース)という豪華なメンバー構成。何かが発生した際に、会としての見解を発表する場として認定されたラジオ番組『岡村隆史のオールナイトニッポン(ANN)』(ニッポン放送 毎週木曜 深1:00〜3:00)で、これまで発表された“公式コメント”を一挙掲載し、その展開を追ってみたい。

14日放送のラジオ番組『岡村隆史のオールナイトニッポン(ANN)』(ニッポン放送)には今田耕司と又吉直樹が生出演

14日放送のラジオ番組『岡村隆史のオールナイトニッポン(ANN)』(ニッポン放送)には今田耕司と又吉直樹が生出演

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 数年前に結成されたアローン会に大きな動きがあったのは、徳井と音楽ユニット・チャラン・ポ・ランタンのももの自宅デートが『女性セブン』に報道された5月上旬のこと。アローン会のグループLINEは「彼女が出来たら何も言わずグループから退会する」との取り決めを持っているため、デート報道直後の10日深夜放送の『岡村ANN』で、岡村が当該記事をグループLINEに貼り付けて真相を追及したと報告。その後さまざまな議論を経て、今田・岡村・又吉の3人から公式コメントが寄せられた。

 興味深いのはメンバー間の温度感。徳井のデート報道を誌面で知ったことから「裏切られた」という強い言葉でその衝撃を表現している岡村に対して、又吉は「記事を読んだだけなのでくわしいことは全くわかりません」と前置きした上で「最初にアローン会を卒業するのは、自分でありたいと思います」と客観的なスタンス。会長の今田は「真実はどうなのか、混乱しています」と率直な気持ちを吐露しつつ「初心である『彼女ができたら祝福して送り出す』という精神だけは、ブレないでおこう」とアローン会としての共通認識を訴えた。

 翌週の『女性セブン』で、今度は今田の深夜デートが報じられたことで、またもやアローン会のLINEがにぎやかに。今田が事前にメンバーに「女性と撮られるかもしれませんが、けっして彼女ではありません」と情報を共有していたことから、徳井の報道時のような混乱は起きなかった。しかし徳井が、自身の報道をきっかけにアローン会が狙いうちにされているとの懸念から「私は責任を取って退会させていただきます。こんな形での最後となり、申し訳ありませんでした」との言葉を残して、グループLINEを退会。残されたメンバーに動揺と悲しみが広がる中、今田の報道に対するコメントが17日深夜の『岡村ANN』内で発表された。

 当事者である今田は、お相手の女性が友だちであるとして、「今はただ早く、アローン会会長のポストを岡村氏に渡せるよう頑張りたいと思います」と脱アローンに意欲。名指しをされた岡村が呼応するように「リーダーの今田氏にはアローン会を早く退会されますよう願っております」と呼びかける中、又吉は「このタイミングでの報道に驚きましたが、それ以上にアローン会会長として取り上げられていることに驚きを隠せませんでした」と同会の影響力に言及するなど、バランスの取れた内容となった。

 アローン会として公式コメントを出すことが面白くなってきたようで、翌週24日放送回では、将棋の藤井聡太の七段昇格について「(藤井七段も)おそらくアローンであろうということで、正式コメントを求めます」という強引な流れから、それぞれの見解を発表。今田と岡村が「日本を担うようなアローン」「アローン会の星」と藤井七段を絶賛し、又吉は「家族や大切な人がいたとしても、将棋を指す。その瞬間こそ究極のアローンだと思います」と哲学的な意見を寄せた。

 こうして公式コメントを追っていくと、それぞれの性格がにじみ出た内容にほっこりとした気持ちになり、ひとつの出来事をきっかけとして、コメントを出すことが恒例化するという流れはラジオならではの展開とも言えるだろう。来週14日深夜放送の『岡村ANN』では、ついに今田と又吉が生出演することが決定。岡村の口からは「アローン会、解散もありうるかもしれません。それぐらいの危機にあると思っています」との言葉も出ていたが、リスナーからすれば、まだまだこのやり取りを楽しみたいのも正直な気持ち。3人のトークがどう転んでいくのか、今から楽しみだ。はなはだ簡単ではございますが、アローン会の公式コメントの言葉とさせていただきます。

◆アローン会の公式コメント一覧
5月10日深夜放送回(徳井義実の自宅デート報道を受けて)
・今田耕司「私たちは信じたくなかったし、まだ真実はどうなのか、混乱しております。しかしこの会を発足するにあたり、初心である『彼女ができたら祝福して送り出す』という精神だけは、ブレないでおこうと。現在そのような心境です」

・岡村隆史「正直なところ、裏切られたという気持ちです。ただ、これからの徳井氏を見守っていきたいと思います。幸せになってください」

・又吉直樹「まだ、記事を読んだだけなのでくわしいことは全くわかりません。最初にアローン会を卒業するのは、自分でありたいと思っています。一番後輩ですが、日々精進します」

5月17日深夜放送回(今田耕司の深夜デート報道を受けて)
・今田耕司「今回、徳井氏に続いての熱愛スクープとなりたかったのですが、誠に残念ながら、お相手の女性はそういう間柄ではございません。お互いの時間が合った時に後輩や彼女の友だちも含めて食事をしたりする関係です。今回は行きたかった高級なごはん屋さんだったので、ハロー植田、ザブングル松尾のスケジュールをバラして、店デートを楽しんだ次第です。今はただ早く、アローン会会長のポストを岡村氏に渡せるよう頑張りたいと思います」

・岡村隆史「今回の件は事前にリーダーの今田氏から食事の報告を受けていました。リーダーの今田氏にはアローン会を早く退会されますよう願っております」

・又吉直樹「このタイミングでの報道に驚きましたが、それ以上にアローン会会長として取り上げられていることに驚きを隠せませんでした。数年後、そんな会もあったなと笑えるように私も努力したいと思います」

5月24日深夜放送回(将棋の藤井聡太の七段昇格を受けて)
・今田耕司「とにかく今後の将棋界はもちろんのこと、アローン会の世界にこのような若者が存在してくれることが、私のようなベテランアローンにとっても、心強い存在です。才能ある日本を担うようなアローンの登場を、今後も期待したいと思います」

・岡村隆史「アローン会の星だと思います。ほかのメンバーを気にすることなく、指しまくってほしいと思います」

・又吉直樹「最近、将棋会館を訪れる少年少女が増えていると聞きました。こんなにすばらしいことはありません。家族や大切な人がいたとしても、将棋を指す。その瞬間こそ究極のアローンだと思います。心から尊敬しています」

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