俳優の椎名桔平が4日、都内で開催されたWOWOW『連続ドラマW 不発弾〜ブラックマネーを操る男〜』(10日スタート、毎週日曜 後10:00、全6話※第1話無料放送)の完成披露試写会に出席。本作で初共演した原田知世の主演映画のオーディションに過去に落選していたことを打ち明け、「あの時受かっていれば、すいぶんねぇ、違う(俳優人生になった)わけで。今回初めて原田さんにお会いできたので、これはこれで良かったのかな」と、照れ笑いを浮かべながら、感慨深げに話した。 舞台あいさつには、主演の椎名のほかに、黒木メイサ、宅麻伸、原田、奥田瑛二らキャスト、星野和成監督が登壇。食肉偽装問題が題材の小説『震える牛』、警察小説『血の轍』などの著者・相場英雄氏が、日本経済界の闇を描いた『不発弾』(新潮社)が原作。“骨太な社会派ドラマ”の看板に偽りなしの内容だが、撮影現場は「明るかった」と口をそろえ、舞台あいさつでもそれを再現するかのようなちょっぴりグダグダ感のあるトークが繰り広げられた。