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池田秀一、シャアからのメッセージ代読で感謝 古谷徹「アムロが勝てないわけですね」

 アニメ『機動戦士ガンダム THE ORIGIN 誕生 赤い彗星』の舞台あいさつが1日、都内で行われ、シャア・アズナブル役の池田秀一、アムロ・レイ役の古谷徹、セイラ・マス役の潘めぐみが出席。同作でアニメシリーズは完結を迎え、池田はシャアから預かってきたというメッセージを通して『ガンダム』ファンに感謝を伝えた。

アニメ『機動戦士ガンダム THE ORIGIN 誕生 赤い彗星』の舞台あいさつに出席した(左から)潘めぐみ、池田秀一、古谷徹 、谷口理プロデューサー(C)ORICON NewS inc.

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 全6話にわたって展開してきたアニメシリーズ『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』の完結作にあたる今作。シャアがルウム会戦においてどのような活躍をして「赤い彗星」と呼ばれるようになったのか、その原点が描かれている。

 谷口理プロデューサーは「続編をという話をよくいただいてうれしいですが、とりあえず休ませていただいて、またお会いできる日があればと思っています」と今後に含みをもたせた。

 母・潘恵子が、ララァ・スンを演じていたこともあり、潘は「『ガンダム』という作品に携わることができるなんて思ってもいなくて、遺伝子的にも運命を感じる作品」と目を潤ませ、「こうして池田さんと私が兄妹を演じるなんてことも思ってもいなかったです。兄さん、守ってくださってありがとうございました」とお礼を伝えた。

 古谷は「やっぱりアムロが主役の『ガンダム』をやりたいという思いがあります」と今後に期待。安室透を演じている『名探偵コナン ゼロの執行人』がヒット中とあり、「あっちのほうの安室の映画はまだまだ続いていて延長上映が決まっておりますので、そちらもお願いします」と宣伝して笑わせた。

 あいさつの最後を飾った池田は「シャアからメッセージを預かってきた」と紙を取り出し、「赤い彗星誕生の物語、最後までお付き合いいただき感謝する。私は今、宇宙の闇の縁で君たちを静かに見守っている。いつの世も日常は容赦なく時を刻み、目の前に立ちはだかる。懸命な君たちのことだ、必ずやそこに何かを見出し、見事に生き延びることを私は期待している。勝利の栄光を君に。シャア・アズナブル」と読み終えると、古谷は「いやー、安室が勝てないわけですね。完敗しました」と称えていた。

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