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『特捜9』意外と子ども好き!? 青柳の株が上がった第5話&第6話の見どころ

 テレビ朝日系ドラマ『特捜9』(毎週水曜 後9:00)。9日放送の第5話には、“子ども嫌い”の被害者、“子どもに慕われている”被疑者、“子どもを溺愛しすぎる”重要参考人の母親などが登場。そんな中、意外と子ども好き(!?)な一面を見せたのが、吹越満演じる青柳靖だった。

テレビ朝日系『特捜9』青柳靖役の吹越満、村瀬健吾役の津田寛治(C)テレビ朝日

テレビ朝日系『特捜9』青柳靖役の吹越満、村瀬健吾役の津田寛治(C)テレビ朝日

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 小学生・柴田啓太(大嶺創羽)が友達と野球をしていたところ、 高名な人形師・三橋涼子(大谷直子)の敷地内に打球が飛んでいってしまい、ボールを探すため家に入ると、偶然、遺体を発見してしまう。打球が当って死んでしまったのではないかと怯えていた啓太に、「君のせいじゃない」とボールを返してあげたのが、青柳だった。体を屈めて子どもの目線に合わせて話しかけるなど、気が利くところを見せていた。

 “子ども嫌い”と思われていた被害者についても、「小さい頃のことを思い出したんだけど、近所に鬼婆とか、がんこ親父とか、いなかった? 怒るのってけっこうパワーいるじゃん。中には本当に嫌な大人もいたけど、子どものことを考えて本気で起こってくれる鬼婆や親父もいたよね」と、本質を見抜いたのも青柳だった。

 普段はひがみっぽくて、口が悪く、横柄で、こずるくて、乱暴なところもある青柳だけれど、子どもとちゃんと接することもできる。コンビを組む矢沢英明(田口浩正)が言うように「悪い人ではない」ことがわかるエピソードになっていた。

 16日放送の第6話では、敏腕映画プロデューサー・近藤瑠未(遊井亮子)の刺殺される事件が発生。右頬には殴られた痕があり、見慣れない一輪の赤い花をくわえていた。臨場した直樹(井ノ原快彦)ら特捜班の面々は、猟奇的にも思える遺体の様子に驚く…。

 瑠未はやり手として知られており、3年前に手掛けた作品『南太平洋の誓い』が大ヒット。最近では、その続編の制作を進めていたという。瑠未の周辺で何かトラブルはなかったかを調べる特捜班だったが、前作の撮影中、監督・国井康夫(バッファロー吾郎A)をクビにしていた事が判明。直樹と新藤(山田裕貴)が国井を聴取するが、国井はアリバイを主張する。

 まもなく鑑識・佐久間(宮近海斗)の調べで、赤い花は“グズマニア”という中南米産の観葉植物と判明。瑠未から続編で降板させられた女優・金子あゆみ(里久鳴祐果)を訪ねた青柳と矢沢は、あゆみのタブレットの待受画像がグズマニアであることに気づき、彼女の周辺を洗いはじめる。

 そんな中、実は3年前、『南太平洋の誓い』の主演俳優が交代していた事実が浮上。当初は宇田川順一(瀬川亮)の予定だったが、撮影中の事故で両足が不自由になったため、弟の宇田川徹(三浦孝太)に代わったのだ。兄の順一は俳優業を引退して靴デザイナーに転身、現在は靴職人の佐竹恭子(李千鶴)と組んで小さな靴店を営んでいた。引退してから瑠未とは会っていないと話すが、店の前の防犯カメラを調べると瑠未の姿が映っており、順一の嘘が明らかに…。その映像を見た宗方(寺尾聰)は、順一の行動に不審な点があると指摘するが…。さらに監察医・真澄(原沙知絵)の鑑定の結果、瑠未の頬を殴った人物の手に指輪があったことがわかった。瑠未の周囲で指輪をつけていた人物とは!?

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