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池井戸潤『七つの会議』、野村萬斎主演で映画化 初のサラリーマン役「新たな挑戦」

 『陸王』『下町ロケット』『オレたちバブル入行組』など多くの人気作を抱える池井戸潤氏の小説『七つの会議』(集英社文庫)が実写映画化されることが10日、明らかになった(来年公開)。狂言師で俳優の野村萬斎が“ぐうたら社員”の万年係長・八角民夫役で主演する。

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 原作は数ある池井戸氏の作品のなかでも“傑作”との呼び声高いクライムノベル。都内にある中堅メーカー・東京建電に務める営業一課の万年係長・八角民夫が、トップセールスマンの課長・坂戸宣彦のパワハラを告発したことで社内に巻き起こる戦いと葛藤が描かれる。働くことの「義」とは、そして守るべき信念とは何かを問いかける。

 主人公の八角を萬斎が演じるほか、八角にパワハラで訴えられる坂戸役に片岡愛之助、営業部長の北川誠役に香川照之、坂戸に代わって新課長に着任する原島万二役に及川光博と実力派キャストが集結。また、老舗のねじ製造工場「ねじ六」の四代目・三沢逸郎を音尾琢真、東京建電の下請け「トーメイテック」社長・江木恒彦を立川談春、東京建電の親会社「ゼノックス」社長・徳山郁夫を北大路欣也が演じる。メガホンをとるのは、『私は貝になりたい』(08年)、『祈りの幕が下りる時』(18年)などを手掛ける福澤克雄監督。

 「ようやくめぐり合えた池井戸作品。そして、福澤監督とのお仕事に心から喜びを感じています」と主演へ早くも意気込む萬斎。「私自身、初のサラリーマン役。それでいて、八角は一癖も二癖もある決して平凡ではない役どころなので、演技すること自体が新たな挑戦だなと思います」と役への決意を語った。また、歌舞伎の世界でも活躍する香川との共演について「芝居と古典芸能の両側の世界で生きる者として、“気”“間合い”のような独特の感覚が互いにあるように感じています。共演が本当に楽しみですね」と心待ちにしている。

 福澤監督も「初めてご一緒する主演の野村萬斎さんには、唯一無二の圧倒的な表現力で、今までにない、ある種の闇を抱えたヒーロー像を演じて頂きたいですね」と萬斎に大きく期待。「今作は『会議』を舞台にした物語。今まで見たことのないような映像表現に挑戦し、極限まで追い詰められた人間の心情と行動を、ドラマチック、かつダイナミックに描ければと思います」と展望を語っている。



関連写真

  • 池井戸潤小説「七つの会議」映画化が決定(C)2019 映画「七つの会議」製作委員会
  • 池井戸潤小説「七つの会議」原作書影(C)2019 映画「七つの会議」製作委員会

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