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稲垣吾郎、主演映画『半世界』場面写真公開 撮影終え「反響が楽しみ」

 俳優の稲垣吾郎が主演する映画『半世界』(2019年公開)の場面写真が5日、解禁された。『エルネスト もう一人のゲバラ』、『人類資金』、『北のカナリアたち』などを手がけた阪本順治氏が脚本・監督を務めるヒューマンドラマ。撮影を終えた稲垣は「映画職人の皆さんがこだわりぬいて丁寧に丁寧につくりあげていく現場というのが僕にとっては最高でした」と充実感をにじませた。

炭焼き職人の紘を演じた稲垣吾郎 (C)2018「半世界」FILM PARTNERS

炭焼き職人の紘を演じた稲垣吾郎 (C)2018「半世界」FILM PARTNERS

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 かつて一緒に過ごした3人組のうちの1人が前触れもなく田舎へ戻ってくる。何があったかを決して口にせず、仕事を辞め、家族と別れ、1人で帰ってきた。ワケありの仲間の帰還が、残りの2人にとっては「これから」を考えるきかっけになっていく。

 炭焼き職人の紘(こう)を稲垣が演じ、故郷に帰還する紘のかつての同級生の瑛介を長谷川博己、紘と瑛介の同級生の光彦を渋川清彦、紘の妻・初乃を池脇千鶴が演じている。2月14日に三重でクランクインし、3月15日にクランクアップした。

 稲垣は「実際触れたことのない世界、全く未知の世界なのですが監督が導いてくださりスタッフの方がこの世界観を作っていただきあがりがとても楽しみです」と期待。「自分に欠けている部分とか自分にない役を演じることによってまた新たな自分自身の奥行きがでるような、そうして自分自身も深みを増すことができればいいなと思います。こういう風に見てくださいという映画ではなく観る人一人ひとりにゆだねることができる映画だと思うのでこれから観ていただいてその反響が楽しみです」と話している。

 長谷川は「毎日すごく充実していて、あっという間に終わってしまいました。今までやったことのないようなことを、役を通して経験できました。覚えることもたくさんあったのですが、いろんな人生があるなと考えるきっかけになりました」と同作の影響を明かし、「あの炎を見つめていると何か癒されます、不思議ですね。炭焼き職人といった職人という人生もあり、こういう人生だったら自分はどうだったろうと考える機会になりました」と語った。

 阪本監督は「小さな物語ではありますが、グローバルとは相対するもうひとつの世界を、多彩な俳優陣を得て存分に描きたいと思います。稲垣氏は彷徨(さまよ)う心を、長谷川氏は感情の揺らぎを、渋川氏は不変の意志を、池脇氏は未来への追求を、それぞれの感性と力技で演じてくれることでしょう。人生の半分を生き、どこへ折り返していくのか? 『半世界』はそんな彼らのささやかな日常を描く作品です。ご期待下さい」とコメントを寄せた。

関連写真

  • 炭焼き職人の紘を演じた稲垣吾郎 (C)2018「半世界」FILM PARTNERS
  • 紘の中学からの旧友・瑛介役の長谷川博己 (C)2018「半世界」FILM PARTNERS

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