オリコンのグループ会社・oricon ME発行のエンタテインメントビジネス誌『コンフィデンス』が主催し、有識者と視聴者が共に支持する質の高いドラマを表彰する「コンフィデンスアワード・ドラマ賞」が、18年1月期(第11回)の結果を発表。『Mother』(10年)、『Woman』(13年)に続く、脚本・坂元裕二氏、監督・水田伸生氏による日テレ系連ドラ第3弾『anone』で、温かみのある演技で主演の広瀬すずをアシストした田中裕子が「助演女優賞」を、“彦星くん”を演じた清水尋也が「新人賞」をそれぞれ受賞。7部門のうち『anone』2部門を獲得した。 田中が演じたのは、1年前に他界した夫が自営の印刷所で製造していた「ニセ札」を発見したことから、人生が一変していく老齢の女性・林田亜乃音。同作ではニセ札をきっかけに知り合った主人公のハリカ(広瀬すず)、青羽(小林聡美)、持本(阿部サダヲ)ら、訳ありメンバーとの共同生活が印象的に描かれたが、夕食を作ったり、洗濯ものを畳んだりと、田中は日々の暮らしを懐の深い演技で見せ、生きる上で大切なものは何か?真実の愛は何か?という本作の核となるメッセージを温かく伝えた。
2018/04/27
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